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 昨年10月の消費税複数税率導入にあたり、レジ等の更新や改修で棚の値札や領収証の表示が微妙に変わっていることにお気付きだろうか。
 かつては消費税額を含んだ総額表示が原則とされていたが、消費税率を5%から8%へ、続けて8%から10%へと二度にわたる消費税率の引上げに際し、消費税の円滑かつ適正な転嫁の確保と事業者による値札の貼り替え等の事務負担に配慮する観点から、総額表示義務の特例として平成25年10月1日から令和3年3月31日までの間、誤認防止措置を講じていることを前提として税抜価格のみの表示を行うことが認められていた。
 そう、令和3年3月31日までの間のみ、限定的に認められている特例だ。
 来年3月31日で期限が切れる。
 そのため、総額表示に戻すことを考慮に入れてレジの更新、改修が行われているのだ。
 余すところはあと半年余り。
 みなさんのお店は、もう対応の準備は整っているだろうか?

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