じゃんたま三麻頂上決戦10番勝負牌譜検討④

こんばんは。いもーけんです。
今週もやっていきます。
牌譜検討を通したいもーけんの考え方、打ち方紹介の第4弾です。
内容は前回の検討の続きです。(引き続き敬称略)
3回戦終了時のスコアがこちら。
🍠+1.0(いもーけん
🐯0.0(とらふく
🐷-1.0(みな豚
(ルールや面子の詳細については牌譜検討①をご覧ください。)

今回は、記事の最後におまけの文章を添えてみました。
牌譜検討が物足りないと思った方はそちらもご覧ください。

・4回戦

雀魂牌譜: https://game.mahjongsoul.com/?paipu=230513-37f4988e-2c6d-4d9c-b1f2-3f4eee6aaafa_a469468806

・東1.0

いきなりミスるいもーけん(打6p)

受け入れ枚数
打2p→11種36枚
打6p→7種22枚
はい。いきなりやらかしてます。王座でこういうミスをすると結構致命傷になりますのでご注意ください。反省します。

もちろんこうなります
どんどん咎められます
みな豚さんすいませんでした

みな豚がとらふくに24000放銃

・東1.1

赤カンチャンターツを払って染めるとらふく

これは自分も染めたいですね。半端な打点の連荘よりも、みな豚からの親満直撃終了を狙っていきます。三麻強い人は終了抽選チャンスを作るのがうまいイメージがあります。

その後みな豚がとらふくに放銃(7700)

・東1.2

とらふく即リーせず
1度聴牌をはずし、良形変化するもダマ

1枚目の時点で捨て牌的にも先手取れてそうですし、自分なら雑に曲げてそうです。2000オール2本場でちょうど終わるので。
2枚目も安めツモで終わらないので曲げそうですが、慎重にダマ。さすが最もリーチ率の低い魂天ランカーです。

その後とらふくがみな豚に放銃(12000)

・東2.0

みな豚が副露からあっさりツモ和了(2000-4000)

・東3.0

これが・・・?
こう!これだから愚形リーチやめられない

いもーけんが運だけパッツモ裏3で3000-6000

・南1.0

いもーけんのリーチ判断

捨て牌的に先制っぽい状況。見づらいですが北3枚抜いてます。
ダマで出あがり安め7700、高め12000。場況は良いとも悪いとも言えないですが、おそらくリーチしてもみな豚がオリない+ダマでもとらふくはあまり放銃してくれないと考えリーチ。みな豚からの高めロン裏1の終了を狙いました
その後みな豚がおっかけるもいもーけんが高めツモ。(4000-8000)

・南2.0

今度はいもーけんがドラターツ払って染める

これは東1.1のとらふくの手順に似てますね。ここでも安手の連荘ではなく、終了抽選もしくはトップ率を大きく上げる高打点を狙っていきます。ただし、先ほどのとらふくは赤5から切ってましたが、ドラ重なりでもホンイツと同じ打点となるためドラじゃないほうから切っています。安全度的にも、7sドラなので放銃時の打点リスクはありますが、二人の両無筋の5sのほうが危険度は高いんじゃないでしょうか。

いもーけん待ち選択

打5pの67p待ちのほうが見た目枚数は多いですが、とらふくの赤5sからの4pプッシュを受けて安全な1p切りとしました。

いもーけん発止まらず

その後発をつかみとらふくの七対子に放銃。(12000)
これは安牌の枚数がもっと多ければオリの選択肢もあったかと思いますが、現状4pから切っても最終的に発も出そうなので押しで問題なさそうです。

・南3.0

チートイ単騎選択

ここから2s切りを選択。みな豚の4sが早いのと3s全見えということで正解は2p切りだった気がします。反省です。見返すとミスいっぱいあって恥ずかしくなってきました。しかも実際2s単騎ならあがってます。激痛。
その後みな豚、いもーけんの二人聴牌で流局。

・南3.1

いもーけん聴牌とらずからの放銃

とらふくと10500点差なのでハネツモ5200直条件です。4s入りの聴牌は満貫となってしまうため外しました。結果的には2sから切ってれば放銃は回避できてた可能性がありますが、みな豚が45の赤ターツ払ってる途中とは思いませんでした。自分の感覚ではみな豚の手からホンイツにシフトする場合は一応打点の残る4sから切ってしまうので、面白いですね。やられました。

・南3.2

みな豚が3900オールツモ

・南3.3

そろそろトップ狙いをあきらめて2着狙いにシフト

前局までは点棒に少し余裕があったのでとらふくを逆転できる手を作っていましたが、みな豚との差が13000となったので2着狙いに方向転換しました。
聖3配分の場合はもう少し早く2確狙いのほうが良いかと思います。聖3のラスは重いです。(トップ+255:ラス-305で約1.2倍の重み)自分は聖2~3の頃は2着も勝ちという精神で段位戦に臨んでいました。そのほうがメンタル的にしんどくならないうえに、実際ポイント被害も少ないんじゃないかと思われます。
逆に考えると、三王で魂天と当たった場合は、雀聖と比べてやや積極的にトップを狙ったムーブをしてくるので、ほんの少しそれを考慮しておくといいかもしれません。

その後、いもーけんが副露からツモ。(1300-2600)


4回戦終了時スコア
🍠+1.0
🐯+1.0
🐷-2.0


・おまけ

ちょっと内容薄めだった気がしたので、段位戦の役に立ちそうな話のコーナーをつけてみます。

・ミスの重み

凡ミスで0.5珠失った場合、取り返すのにどれくらいかかるのか考えたことはありますか?
下の画像をご覧ください。

直近のいもーけんのスタッツ 点数期待0.021(めっちゃ上振れてます

自分のスタッツだと0.5珠取り返すのに概算で約24半荘かかることになります。(ヒエッ
当たり前ですが、1.0珠級の大やらかしの場合48半荘です。(ヒェッ

時間にすると0.5珠で8時間(1回20分の長めの見積もり)も失っているとも考えられます。

・・・怖すぎますね。ワンミス着順落としは結構重いのです。

とはいえ、人間なので当たり前にミスはします。
前回の記事に書いたように、ミス0にしようと思い過ぎると、いざミスったときにメンタル崩壊につながりますから、バランスが大事です。

では、ミスを減らすにはどうしたらいいの?と聞かれた際に、いもーけんがまず見直してほしいのは、段位戦に臨む環境です。
(以下、そんなもん当たり前だろ!という方、申し訳ありません。)

特に優先度が高いのはネット環境ですね。いわゆる回線です。たまに段位戦をたしなむ程度なら全然良いんですが、魂天目指してるのにちょいちょい回線落ちしてるのはもったいなさすぎます

次は打つデバイスでしょうか。小さめのスマホで打ってクリミスしていませんか?あるいはマウスの充電が切れて時間切れになっていませんか?
これも段位を上げたいのであれば、整えられる範囲で必ず整えましょう。
お金がもったいないと思うかもしれませんが、ワンミス8時間です。人によってはもっと長い損失の場合もあります。ミスった方が余裕でもったいないはずです。

その他寝不足で打たないとか、アツ続行しすぎないとかいろいろミスを減らす方法はありますが、ワンミスの重みを知っていれば、自分がいかにもったいないことをしてしまったのか知ることになり、自然とミスも減るはずです。

今回のおまけ記事で悲しいミスが一つでも減ってくれると嬉しいです。
読んでくれてありがとうございました。

~⑤に続く~


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