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あの人のおすすめする本 ~IMS本部マネージャー編~

本日は、IMS本部のマネージャー陣が、それぞれの視点から選んだおすすめの本を紹介します。ビジネスやクリエイティブ、科学、人生観など、さまざまなテーマが詰まったラインナップになっています。ぜひ、新しい発見や学びのきっかけにしてみてください。

お名前の五十音順でご紹介していきます!


IMS副本部長 新井さんのおすすめ本

『プレゼン思考』 小西利行

■気づき・役立ったポイント

  • 「本質的な課題」を見つけることの重要性

  • 課題→解決策→明るい未来、というシンプルな型の価値

  • ストーリーの組み立て方の大切さ

■おすすめの理由
シンプルでわかりやすいのに、実践で役立つ内容が満載の本です。見返してみると50枚以上の付箋が貼られていました。プレゼンだけでなく、あらゆるコミュニケーションの場面で役立つ考え方が詰まっています。

デザインチーム 酒井さんおすすめ本

『歴史的、もしくは写真界隈において良いとされている写真集』

写真のワークショップに通っていた頃、「良い写真とは何か?」と師匠に尋ねたところ、「多くの優れた写真を見ることで、良い写真を判断できるようになるし、楽しめる目が養われる」と教えられました。それ以来、意識的に写真集を見たり写真展に足を運んだりするようになり、レタッチや画像処理の幅が広がりました。写真に対する認識のスケールを広げ、表現の限界を押し広げる大切な土壌となっています。

1, 『Daido hysteric no. 4』『新宿』森山大道

モノクロ写真の概念を覆してくれた一冊。シャープで美しく、時に怖さも感じる表現が印象的でした。モノクロ写真の可能性を広げ、表現の幅を広げるのに役立っています。

2, 『BIRTH』澁谷征司

写真を使った観念的なアプローチが新鮮でした。儚くも美しい写真の数々が、画像処理のスキル向上にもつながっています。

3, 『Genesis』『Africa』セバスチャン・サルガド

構図の完璧さが際立つ作品。まるで絵画のような写真が並び、写真表現の奥深さを学ぶ上で非常に参考になります。

4, 『熊野、雪、桜』鈴木理策

ルノワールの絵のような美しさが感じられる作品。自然を撮る新たな視点を与えてくれました。

奈良さんのおすすめ本

『THE UNIVERSE IN A BOX』アンドリュー・ポンチェン (著), 竹内薫 (翻訳)

■気づき・役立ったポイント

  • コンピューターシミュレーションとベイズ統計の考え方が、リアル商空間のデータ分析や伴走コンサルのアプローチと通じる部分がある。

  • 直感を定量化し、柔軟に調整するプロセスが重要。

■おすすめの理由

日常の中で宇宙について考える機会は少ない。本書は、宇宙シミュレーションや最新の宇宙論、科学と哲学の交差点について語られる一冊。ダークマターや量子力学の知識がなくても楽しめる。普段の視点を変え、圧倒的なスケールの世界に触れることで、日々の悩みや考え方にも新たな広がりを与えてくれる。


CD部 福地さんのおすすめ本

『デザイナーの仕事についたときから溜め込んできたスクラップブック』

娯楽的に小説は読むのですが、職業に特化した本を読むことがないので今回は創造力を高めるという意味合いでやっていることを紹介します。

■気づき・役立ったポイント

  • 気になったものをカテゴリー分けせず感覚的にスクラップすることで、自分の感覚を俯瞰できる。

  • デザインのインスピレーションを得る大切なプロセスになっている。

■おすすめの理由

アイデアは無限ではないのでインプットが必要です。

インプットしてすぐにアウトプットできる機会に恵まれる事も稀なので、自分の中にとどめておく方法があると立ち戻りやすく、自分の引き出しが増えていく事にもつながるのではないかと考えています。

お店でもらったDMや自分で作ったカラーパレット、展示会のフライヤーなど、その時々で気になったものを集め、自分なりにカテゴライズしてスクラップしていました。カテゴリーに縛りはなく、感覚的に組んでいます。

出来上がると、テーマ性を含んだムードボードのようになり、自分の感覚を俯瞰で見ることができます。今はネットで画像を探すことが多くなってきていますが、感覚的に画像をピックして自分の感覚を確かめる方法はスクラップブックを作っていた頃から続けていることであり、デザインする上でとても大切なプロセスになっています。

数年間更新はされていませんが、自分の思い出とともにスクラップされているのでずっと保管してたまに見ています。

▲実際のスクラップブック

BD部 三宅さんのおすすめ本・作品

『ポジティブな考え方や夢を追う尊さを教えてくれる作品』

本はあまりたくさん読まないので、気持ちを鼓舞したり人生を豊かにする考え方を教えてくれる作品を紹介します。

『宇宙兄弟』(漫画)

■おすすめの理由

兄弟が宇宙を目指す物語。挑戦する姿勢や、ネガティブをポジティブに変える考え方が学べます。名言はたくさんあるのですが、

『迷ったときはね どっちが正しいかなんて考えちゃダメ。『どっちが楽しいか』で決めなさい』という言葉が、私にとってキーになっています。

映画『グランメゾンパリ』

■おすすめの理由

料理を通じて「ヒトの大切さ」を伝える作品。三つ星を取る=会社を成長させる、という視点で重なり、仲間と共に目標に向かう大切さを実感できました。

自分1人では三つ星は取れないし、仲間の助けが必要不可欠。
それぞれの持ち味を大事にブレストしてはアップデートしてみんなで気持ちの一体感を得たチームこそ最強だなと。

信頼できるチームを作れたら!と思えた映画でした。

終わりに

マネージャー陣が選んだ本には、それぞれの仕事や人生に影響を与えた深い学びがあります。普段自分では選ばないテーマであっても、多角的な視点を得て、自身の幅を広げてくれるかもしれません。少しでも気になるテーマがあれば、これを機にチェックしてみてください。

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