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全体最適を追求する情報システムの未来像
メンバーたちの「本音」に迫る、『Real Talk:メンバーの本音』。
働いているメンバーたちが考えていることや社内の雰囲気について、メンバーへのインタビューを通してお伝えします。
本日は、情報システム部の部長を務める橋本光平(はしもと・こうへい)さんにインタビューをさせていただきました。
これまでの経歴や、大切にされている想いやこれからの展望まで詳しくお話しいただきました。是非ご覧ください。
学生時代から興味があったシステムを職に
私はもともと学生時代からシステムに興味があり、自然な流れでWEBシステム会社でエンジニアとしてキャリアをスタートしました。その後、ITシステムに関する体系的な経験を求めて転職した先では、ATMシステムの運用に携わっていましたが、当時の業務はシステムを作る側の視点が中心でした。
利用者の視点を大切にしながら最適なシステムを考えられるようになりたいと思い、3社目にはアパレル業界に転職。ちょうどコロナ禍が流行しはじめたタイミングだったこともあり、ECサイト構築や運営に取り組みました。ここでは、システムに詳しくないメンバーと協力しながら、「どう伝えるべきか」「どうすれば皆が使いやすいと感じるか」を考える機会が多く、視点の幅が大きく広がったと感じています。
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3社目では部長や取締役という責任のある立場を経験し、事業承継をするという話もありましたが、深い知見があるわけではないアパレルの分野の事業方向性を作れるのかと自身に問うた時、 1、2年は可能だとしても、何10年もできるかはわからないと感じ、自分のコアは服を作ることではなくやはりシステム側だと確信したこともあり、転職を決意しました。
次に転職するとしたら、学生時代から大切にしていた「より会社全体の最適化を行えるようなシステム導入をしたい」という想いから、より広く情報システムを扱いたいと思っていました。何社かお声がけいただいた中で、シンプルに「ここで働くのは楽しそうだ」と感じたLMIに入社することを決めました。
会社全体の最適化を目指す
現在は、一般的な情報システム業務が全体の20~30%ほどを占めています。その他の時間でリテールメディア事業や、IMS事業のサポート活動を実施しています。
この中には部署間の課題解決、組織全体の連携や効率化を意識した業務改善活動が含まれます。幅広く業務に関わることで、会社全体の最適化を目指せるところが、この仕事の醍醐味だと感じています。
私はIT関連の仕事が好きで、「やりがい」というよりは楽しみながら取り組んでいる感覚です。フリーランスになる選択肢もありましたが、会社員として働く理由は、個人では成し得ない目標を皆で力を合わせて実現できる点に魅力を感じているからです。組織の力を活用することでより大きな成果を生み出す過程が楽しく、新しい知識を得られる喜びも感じています。
物事を前に進めていく空気感
LMIグループに入社して感じたのは、「失敗してもいいからまずは挑戦しよう」という文化です。社内全体に「恐れず行動する」という空気感があり、メンバーも新しい取り組みに積極的です。失敗しても次に活かせばいいという考え方が根付いているため、物事がどんどん前に進んでいくと感じています。
解決策よりもその考え方やプロセスが大切
仕事をする上で、「点ではなく線として伝える」ことを大切にしています。アパレル会社では、システムの知識がない様々なバックグラウンドを持つ方と協力して一つのものを作り上げていたという経験から、相手が理解しやすい形で物事を伝えることはもちろん、その場限りの解決策ではなく、数年先を見据えた考え方を共有することが重要だと感じています。新卒時代に出会った先輩からも「解決策よりも、その考え方やプロセスを身につけることの方が大切だ」というお言葉をいただいたこともあり、今でも仕事の基盤となっています。
情報システムの意識を高く
これからは、情報戦略が会社として重要な施策の一つであると認識されるようにしたいです。ここ 2,3 年で IT 業界では「セキュリティ」が大きなトレンドテーマになっていると感じていますが、セキュリティ強化は目に見える利益には直接つながらないことが多いと思います。一方で、やはり顧客の信頼を得るためには欠かせないものだと思っています。情報システムの力を通じて、会社全体の成長を支えていければと思います。
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