自走するチームで業界のトップを目指す
メンバーたちの「本音」に迫る、『Real Talk:メンバーの本音』。
働いているメンバーたちが考えていることや社内の雰囲気について、メンバーへのインタビューを通してお伝えします。
本日は、IMS本部のシニアマネージャーである山平貴典(やまひら・たかのり)さんのインタビューをお送りします。これまで数々の空間装飾を手掛け、現在はメンバーのマネジメントを行う山平さんが目指すこれからのチームの形や仕事観について語っていただきました。
空間装飾に携わるための転職
入社のきっかけ
新卒で入社した会社では、地元の兵庫県で工場の生産管理を担当していました。転職を考え始めたとき、もともと空間装飾に興味があったため、「空間装飾に携われる会社」を探し始めました。その際、転職サイトでたまたま旧LMIの前身である株式会社クレスト(以下、クレスト)を見つけました。
何社か面接を受けたものの、空間装飾の経験がないことがネックとなり、なかなかご縁がありませんでした。しかし、未経験の私でもチャレンジできる環境があったクレストに入社を決めました。
思い出深い案件
入社後は、数多くのブランドや店舗の看板制作・施工を行っていました。その中でも印象深い案件は、あるアパレル系ラグジュアリーブランドから初めて受注したPOPUPのプロジェクトです。クレストは看板制作・施工を祖業としており、当時はPOPUPなどの空間装飾の実績がそれほど多くありませんでした。しかし、全力で提案を作りこみ、先方に提案した結果、ご依頼をいただいたときは本当に嬉しかったです。
もちろん、前例が少ない状態で仕事をするのは大変でしたが、入社前からラグジュアリーブランドの空間装飾を担当するのが夢だったので、全力で取り組みました。現在はその仕事を後輩に引き継いでいますが、そのブランドとは今でもお取引を続けており、感慨深い思いがあります。
他人を尊重する仕事観
仕事のやりがい
現場で営業として案件を回していた時、お客様とこのプロジェクトで達成したい目標を設定し、その目標に向かって、デザイナーや施工チームを組み、自身がそのディレクションを行う過程が非常に楽しかったです。空間を作る会社だからこそ、完成したものを実際に目にできることに大きなやりがいを感じました。
現在は、案件を直接回すのではなく、メンバーをマネジメントする立場になっていますが、自分が関わることでメンバーが成長したり、事業が良い方向に進んでいると感じると、とても嬉しいです。
仕事をする上で大切にしていること
空間装飾やマネジメントを行う上で常に意識しているのは、「細部に神は宿る」という考え方です。例えば、ほんの数ミリのズレや切り口の色味など、どんなに細かい部分でもきちんと仕上げることが、世界観を生み出す重要なポイントになります。
また、入社直後から大切にしていることは、メールの文章やお客様の言葉の奥にどのような意図があるか考え、数手先を読みながら、先方の意図を汲んでお返しすることです。お客様やメンバーに対しても同様に、相手のことを考え、相手の負担を少しでも減らせるよう意識しています。
業界のトップランナーを目指す
これから取り組んでいきたいこと
創業以来続いてる店舗・空間づくりを行うIMS事業は、LMIの基盤だと考えています。この基盤をより強固するために、改めてメンバーが活躍できる土台を整え、新たな戦略を打ち出しながら事業を拡大していきたいです。「空間装飾と言えばLMI」と言っていただけるよう、業界の中でも一番を目指します。
チームづくりの観点では、これまで以上に、自走できるチームを目指しています。現在のチームはメンバー同士の距離感が非常によく、一体感がありながら、各自が自立していると感じます。お客様に真摯に向き合う姿勢を大切にしつつ、今後は個々の強みをより集結させ、全員がチームや部の目標を深く理解し、その達成に向けて自身の役割を全うできるような自走するチームを目指したいです。
そのために、組織の体制を整え、メンバーが成長できる環境づくりに一つ一つ丁寧に取り組んでいきたいと思います。