LLX@小説書き

小説書き。少年だらけのファンタジー、撃った切ったのアクション好き。ペッパーミントコーヒー名で R18BL。枠無し、なんでも書く人。https://novel.daysneo.com/author/LLX-00000/

LLX@小説書き

小説書き。少年だらけのファンタジー、撃った切ったのアクション好き。ペッパーミントコーヒー名で R18BL。枠無し、なんでも書く人。https://novel.daysneo.com/author/LLX-00000/

マガジン

  • 速達配達人 ポストアタッカー

    第四次大戦後の共和国メレテ。殲滅部隊タナトスの隊長だったサトミ・ブラッドリーは、銃社会でなぜか日本刀使い。 戦後、除隊して両親が居るはずの実家を目指したが、彼の家族は行き先を告げず引っ越したあと。探すすべを失い、旅の途中で出会った、なぜか喋る馬?のビッグベンと家で暮らすことに。 平和〜な日々が漫然と続く……かと思ったら、15才なのにヒマでボケそうな彼を郵便局がスカウト。 それは速達業務のポストアタッカー、早馬で盗賊を蹴散らし、荒野を越えて荷物を届ける仕事。 しかしそんな彼らはその時、地雷強盗で重大な危機を迎えていた。

  • カワノナリタチ

    僕は、ヤマミズノカミ。ヒトの言う、水源 僕は、ハジマリノキミ。ヒトの言う、川の始まり 僕は、シロハナノカワノキミ。ヒトの言う、川 それがカワノナリタチ。 僕は、ユラギカゼ。 そう、ただの風。 崩されたカワノナリタチを見守る風。 豊かな川の上流で、川の始まりを作っていたヤマミズノカミとハジマリノキミの2人で1人のカミ、ハレニギノカミ。 人の入らない森の中で、沢山のカミに囲まれ静かに暮らしていた。 しかし、森に木のカミの悲鳴が時々響くようになり、ヒトの脅威が大きくなって行く。 2人は移動を考えるが、その頃、沢山の命を抱えていた。

最近の記事

落ちたぜ!週刊少年マガジン原作大賞。 編集が何を望んでるかなんて読めない感じだが、どうも欲しかったのは青春系かなと。 つらっと見た限りではお呼びでない感じが満載だったぜ。 サトミに切られて心が重傷なので、この辺でおさらば! 小説はNOVEL DAYSで今後も活動します。 よろしく

    • 元々ここでは身の回りのことつぶやこうと思ったんだけど、つい小説を上げてしまった。フォロワーいないから、読んで貰えるわけないのよね。 カワノナリタチも読む人いないので、ストップしてます。 NOVEL DAYSへどうぞ

      • アタッカーの連載は終わります

        こちらで連載始めてから、NOVEL DAYSのPVがとても増えたので、読者はそちらへ流れたかと思います。 以降はこちらでご覧下さい。 NOVEL DAYS 速達配達人 ポストアタッカー 新1 〜ポストアタッカー狩り〜 小説はNOVEL DAYSの方が万倍見やすいです。 ただ、こちらとは一話が違います。 これは重点を地雷強盗からサトミの退役に置いた為です。 当初はポストアタッカーという職業に視点を置いた為、彼らがどんな状況かの説明に1話を置きました。 新1と言うことは、旧

        • 速達配達人 ポストアタッカー  22、てめえらに何一つ権利はねえ

          ベンが走るのをやめて、流し始めた。 トラックはそのままどんどん小さく、荒野を走り去っていく。 「やめる?」 「そうだな、さっき落ちた奴捕まえるか」 「うん」 ベンが向きを変えて、逃げる少年に向かった。 追いつくと、刀を直しスライム銃を握る。 「おーい、止まれ〜」 声をかけたが、止まるわけない。 左手でポケットからアメ玉を一個取りだし、少年の後頭部に指で撃ち込んだ。 バシッ!「ぎゃっ」 よほど痛かったのか、足が止まり突っ伏した。 後頭部を押さえて、もんどり打って

        • 落ちたぜ!週刊少年マガジン原作大賞。 編集が何を望んでるかなんて読めない感じだが、どうも欲しかったのは青春系かなと。 つらっと見た限りではお呼びでない感じが満載だったぜ。 サトミに切られて心が重傷なので、この辺でおさらば! 小説はNOVEL DAYSで今後も活動します。 よろしく

        • 元々ここでは身の回りのことつぶやこうと思ったんだけど、つい小説を上げてしまった。フォロワーいないから、読んで貰えるわけないのよね。 カワノナリタチも読む人いないので、ストップしてます。 NOVEL DAYSへどうぞ

        • アタッカーの連載は終わります

        • 速達配達人 ポストアタッカー  22、てめえらに何一つ権利はねえ

        マガジン

        • 速達配達人 ポストアタッカー
          23本
        • カワノナリタチ
          6本

        記事

          速達配達人 ポストアタッカー  21、地雷強盗とガチ勝負

          「平和だなー」 さすがに3人で向かう自分たちを襲っては来ないだろう。 事件現場が近くなって、遅れがちなエジソンを待つ為にダンクがスピードを落とす。 「一気だ!一気に通り過ぎるから!」 「遅れるって言っただろ?!」 「駄目!」 「あー、わかったー」手を上げて返答する。 ちぇっ、仕方ねえなあ。 休みの時にでも見に来るか。 振り返ると、エジソンの馬が追いついてきた。 スピード落として流す。 エジソンのおっさん馬は、どうも走りたく無さそうに見える。 それは同じく振り返っ

          速達配達人 ポストアタッカー  21、地雷強盗とガチ勝負

          速達配達人 ポストアタッカー  20、休憩所でおやつタイム

          ダンクを先頭に、後ろをサトミとエジソンの馬が追う。 サトミの馬、ベンは小さいわりに、走るのが速い。 エリザベスより余裕のある走りで、エジソンは横目で見て凄いなあとつぶやく。 人馬一体で動きに無駄が無い。 恐らく、サトミが上手く乗りこなして馬が走りやすいのだ。 軍人上がりって聞いたけど、少年兵って下っ端だから大したことないだろうって思ってた。 何かカッコイイ 一時間近く走った頃、サトミがチラリとこちらを見たかと思うと、スピードを上げてダンクに並ぶ。 「先輩よー!エジソンの

          速達配達人 ポストアタッカー  20、休憩所でおやつタイム

          速達配達人 ポストアタッカー  19、さあ、荒野渡りの隣市局へ

          「あー天気いいじゃん良かったぁ! さぁて、準備出来たし、行くぞーベン!今日はロングランだから頑張れよ〜 んー、おやつはお前のニンジンと、俺はクラッカーに角砂糖でいいかな。 向こう行くようになったら、お菓子買いに行こうっと」 ごそごそ、鞍に取り付けたバッグに入れて、戸締まりしてベンに乗る。 朝の空気は爽やかで、人通りは少ないけど近くのパン屋のパンを焼く匂いが漂ってきた。 「あー美味そうな匂いだな。明日は朝から買いに行こうっと」 でっかいあくびしながら、郵便局に出勤する。

          速達配達人 ポストアタッカー  19、さあ、荒野渡りの隣市局へ

          速達配達人 ポストアタッカー  18、砂糖砂糖砂糖シュガーーー!!

          イライラがめっちゃキタッ! 砂糖だ、砂糖、砂糖が欲しい。砂糖砂糖砂糖砂糖砂糖砂糖砂糖っ!! 首のスカーフを上に上げ、顔を隠すサトミにキャミーが立ち上がる。 「気分、悪い?コーヒー入れるわ」 「気分は悪くないんだ。ちょっとごめん。」 立ち上がろうとするサトミに、めざといリッターがつぶやいた。 「ひでえ目つきだ。まるで殺し屋じゃん。」 ギクリとサトミが動揺した。 一般に出て、こんな事になるとは思わなかった。 こんな案件に鉢合わせるとは、想定外だ。 目を閉じて、うつむ

          速達配達人 ポストアタッカー  18、砂糖砂糖砂糖シュガーーー!!

          速達配達人 ポストアタッカー  17、殺し屋の考察

          その写真は、上半身がすでに人の形をとどめていない写真ばかりで、しかも半身バラバラになった愛馬と混ざってひどい物だった。 何枚も、何枚も、手が震えたのか手ぶれがひどく、ただ赤い物としか見えない。 それでも数枚が鮮明に惨状を映し込み、彼らの受けた衝撃がわかる物だった。 「よく、この状況を見て撮れたな。死んでる人、仲間なんだろ?」 ガイドが目を閉じて額に手をやる。 その時のことが鮮明に思い出されて辛いのだろう。 「状況報告で、必要だったから撮ったんだが……消したいけど、消せな

          速達配達人 ポストアタッカー  17、殺し屋の考察

          速達配達人 ポストアタッカー  16、標的にされたアタッカー

          「ダンク、昼から個別配達だっけ。サトミ、付いてったらどう?」 「おう、今日は昼から配達少ないから来いよ。先輩の愛され勇姿を見せてやらあ。 明日は6時集合な、遅れたら先に行く。 泣きながら追いかけろや、まあ、あのロバじゃ無理だろうけど。」 ヒヒヒと笑い、ビンを洗ってコーラ瓶立てに入れる。 「あれ?ここってコーラ売ってんの?」 「いや、近くにバーガー屋があるのさ、そこがコーラ売ってんの。 ここから買いに行く奴多いから、週一で瓶回収に来てくれる。 知らないなら教えてやるよ、

          速達配達人 ポストアタッカー  16、標的にされたアタッカー

          速達配達人 ポストアタッカー  15、ダンクは口が悪すぎる

          エクスプレスの一角は、パーテーションで分けた部屋になっている。 中はくたびれたソファーにテーブルと、家具はボロだが休憩の為らしい。 初日なので息抜きに早めに外へ昼食べに出る。 この辺、あまり来ないから良くわかんない。 つか、俺は知らない物とか食いたくない。 町まで戻った方が早いので、シロイのおっちゃんと婆ちゃんに報告がてらランチ食べに行った。 戻ってゲートをくぐり、広い馬繋場のエクスプレス枠にベンを繋いでいると、なんだかやけに体格と毛艶のいい牝馬が入っていた。 鞍には電撃の

          速達配達人 ポストアタッカー  15、ダンクは口が悪すぎる

          速達配達人 ポストアタッカー  14、抜いただけで圧倒する!

          「武器の消耗品あるなら申請して、うちは軍を通して買い付けるから、だいたいなんでも手に入るわ。 ただ、時間かかるからお早めに。どう?」 「俺はこのスローイングナイフかな。軍に居た時は100本単位で頼んでた。 そう言えば注文してそのままだったなあ…… あと、高純度の油があれば。機械油でもいいけど。刀のさび止めなんだ。」 「わかったわ、あとで話通しとく。 あ、こっちよ。」 廊下を進んで局内でも一番奥、物置きの隣にいかにもあとで増築された感じの部屋にたどり着く。 「ここが以前

          速達配達人 ポストアタッカー  14、抜いただけで圧倒する!

          カワノナリタチ 6、ヤマミズノカミとハジマリノキミ (オ)

          怒り心頭で、どうしてくれようと水がぬるくなる。 いや、だめだ。無駄な力を使わずここを去ることだけを考える。 再度、カワノハジマリを作るには大きな力が必要だ。 泉のふちまでハジマリノキミを迎えに行った。 キャ、ア、ア、 たすけてぇ いたいいたいいたいいたい 耳を塞いで、小さなカミの悲鳴に目を閉じる。 カミはヨキヒトに命を奪われると転輪(再生)できる。 だが、イタミビトに命を狩られると転輪出来ない。死んでしまう。 人間が森の奥まで侵略するのは自由だ。 だけど、カミはどん

          カワノナリタチ 6、ヤマミズノカミとハジマリノキミ (オ)

          速達配達人 ポストアタッカー  13、下界は言えねえこと多すぎるんだわ

          中途採用、1日金曜初出勤。 必要かどうかわからないけど、久しぶりにナイフベルト付けて家を出る。 サトミの武器は刃物ばかりだ。 腰のナイフベルトには両脇に4本ずつショートの投げナイフ、後ろに回ってベルトには横向きにサバイバルナイフ1本。そして、背には日本刀。 昔作戦に出る時は手足にも付けてたけど、必要かはあとで決めよう。 投げナイフ用のスローイングナイフは手持ちが少なくなった、買える所わかるかな? もう必要ないだろうと思って、そのままだった。 郵便局に着くと、ゲートでキャミー

          速達配達人 ポストアタッカー  13、下界は言えねえこと多すぎるんだわ

          速達配達人 ポストアタッカー  12、一生!ニンジン食う物かっ!

          カリヤ婆ちゃんは、気になっていた。 お隣のサトミの様子がおかしい。 おかしいと言うのは、別に夜中銃を乱射するとかそう言う類いでは無く、 「おええええええええ!!!げえええええええ!!おえっ、おえええ」 って声が昨日から聞こえるのだ。 「お腹でも壊したかしらねえ。様子を見に行こうかしら。」 昼過ぎの一時を、新聞読んで過ごしていた婆ちゃんは、老眼鏡を置いて立ち上がった。 とりあえず、息子が送ってくれた桃の缶詰を一缶握る。 「サトミちゃんは甘いのが好きだからね。」 桃缶

          速達配達人 ポストアタッカー  12、一生!ニンジン食う物かっ!

          物書きは頭の中がうるさい 4、逆算式執筆法

          プロットを決めないが、自分には執筆法が2つある。 1つはアクション系書くときにやるもので、まずラストを決める。 ラストから、逆算して書いていく方法だ。 ここで違うのは、もちろん話しは頭から書く。 ラストだけ決まっているのだ。 間の話は何一つ決まってない。 なので間でそれぞれラストを決め、活躍させたいキャラでイベントを起こす。 どんな事案が欲しいか、最終的に誰にどんな終わり方、セリフが欲しいか。 それが各イベントの目的。 一例を出すと、アタッカー8、生きてるだけで、金が減る!の

          物書きは頭の中がうるさい 4、逆算式執筆法