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これぞ日本の最先端。2025年オープンの建築7選!家づくりにも役立つデザインのヒント|new architecture
おはようございます。
チ。だ
マンガ『チ。-地球の運動について-』に意識の80%、いや90%を持っていかれてる中川です。事故るって。
箸休め回に前後編の記事にしたいくらい虜になっています。なんだこのマンガは。。
令和ロマンの高比良くるまさん目当てでランニング中に聞いていたポッドキャスト番組『3003-サンゼロゼロサン-』にて、作者の魚豊(うおと)さんという27歳を知り、読みたい!という衝動を抑えきれず、貧乏性の心を忘れ、全部新刊で即日購入即読しました。はい、あの日は脊髄で動いていました。
心からこの人のためにお金を使いたいと思ってしまった。
…まぁもういいんです。みんな面白いとか凄いとかって言ってるじゃん。忘れたいからこの話はこれで終わりです。
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私は、2024年7月よりnoteをはじめ、毎週土曜日に記事を投稿しています。家づくりをされている方や、夢を追いかける若造を見守って下さる方は、お気軽にスキ、フォロー、コメントして下さると大変励みになり嬉しいです。
自己紹介はこちらの記事をご覧ください。
さて今回は、誰もが行きたくなるような『2025年オープン予定の建築』についてです。
2025年、日本国内では建築界を代表する有名建築家たちが手がけた新たな施設が次々とオープンします。この記事では、7つの注目施設を厳選し、それぞれの建築的特徴やデザインのポイントをご紹介します。
家づくりのヒントを探している方や建築好きな方にとってに、必見の内容です。是非最後までお楽しみください。
➊ 直島新美術館
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• 場所: 香川県香川郡直島町
• 設計建築家: 安藤忠雄
• オープン日: 2025年春予定
いまやアートの島とも呼ばれるほど、様々なジャンルのアート作品が点在する直島に新しい美術館が誕生します。
直島を代表するアート施設のひとつとなるこの美術館は、地下に埋め込まれた構造で、自然環境と建築が一体化するようデザインされています。
安藤忠雄氏特有の「光の演出」を活かし、コンクリートの陰影が刻々と変わる内部空間は、訪れるたびに新たな発見をもたらします。
また、既存の地形や植生を最大限に保存し、エコロジカルな建築を目指しています。
➋TAKANAWA GATEWAY CITY:MoN Takanawa(文化創造棟)
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• 場所: 東京都港区高輪
• 設計建築家: 隈研吾
• オープン日: 25年3月27日に一部開業(26年春に開館)
TAKANAWA GATEWAY CITYは、JR品川車両基地の跡地を利用した再開発事業です。
その1つとして、隈研吾氏がつくる文化創造棟は、木材や和紙といった日本的素材を取り入れつつ、最新技術でその質感を引き立てています。建物全体に温かみを感じる設計で、訪問者に「落ち着き」と「未来」を同時に感じさせる空間です。
館内には、大小3つの多目的スペース「BOX(ボックス)」や約100畳の畳スペースを設ける。他にも屋上庭園や足湯、レストラン、本棚空間などの共用スペースを数多く設けことが予定されています。
➌ICHION CONTEMPORARY
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• 場所: 大阪府大阪市北区野崎町9-7
• 設計建築家: 安藤忠雄
• オープン日: 2025年1月13日
大阪・野崎町にできたのは、建築家の安藤忠雄が率いる安藤忠雄建築研究所が設計した、コンクリート打ち放し建築の現代アートギャラリーです。
コンセプトは「芸術が奏でる感性の波⻑が、ひとつの⾳のように⼈々の⼼に響き、新たな⽂化の波を⽣み出す」。⼤阪を拠点に、アジアと世界をつなぐ⽂化交流の拠点となることを⽬指します。
地下1階から地上5階までの6層構造で、安藤氏の代名詞である「打ち放しコンクリート」が全面に使われています。
建物の中心には縦に貫く吹き抜けがあり、自然光が取り入れられています。この吹き抜けは、階層ごとの展示を視覚的につなぐ役割を果たし、訪問者の移動体験をドラマチックに演出します。
➍横浜美術館 リニューアル
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• 場所: 神奈川県横浜市西区みなとみらい
• 設計建築家: 丹下都市建築設計(空間構築とサイン計画は乾久美子)
• オープン日: 2025年2月8日全館オープン
横浜美術館は、3年にわたる大規模改修工事を終え、2024年3月、「第8回横浜トリエンナーレ」でリニューアルオープンしました。 会期終了後は、外部倉庫に保管していた約14,000点のコレクションを館内に戻す作業等のため再び休館し、2024年11月1日より一部の事業を再開していました。
リニューアルオープンする横浜美術館では、地域の歴史や文化を反映した新たな空間設計が導入され、大規模な吹き抜けや、屋外展示スペースが追加されました。
横浜美術館を象徴する大空間「グランドギャラリー」を中心とする無料エリアが、より自由でひらかれた「じゆうエリア」となって生まれ変わります。横浜美術館の建物から抽出したさまざまな色やかたちの家具を設置し、あらゆる人を歓迎する、どんな人にも居場所がある、そんな美術館の新時代を象徴する場所になります。
➎原宿クエスト
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• 場所: 東京都渋谷区神宮前
• 設計建築家: 重松象平(OMA)
• オープン日: 2025年春予定
こちらは2021年10月に閉館した商業ビル・原宿クエストの建て替え計画に基づくものです。
デザインコンセプトとして「デュアリティ(二面性)」を掲げ、表参道側は垂直性と透明性を意識したアイコニックな外観とし、パサージュを抜けた先には、”奥原宿”のスケール感にあわせた小さな店舗や広場、アートスケープを配置する計画となっています。
大胆なガラスファサードと、周囲の街並みと一体化した緑豊かなテラスが特徴です。特に夜間は、建物がライトアップされ、周囲に鮮やかな光の陰影を生み出します。
➏Ginza Sony Park
![](https://assets.st-note.com/img/1737670722-E3y1RPoW5av6bH0LNtY2UM4u.png?width=1200)
• 場所: 東京都中央区銀座5丁目3番1号
• 設計建築家: Ginza Sony Park Project
• オープン日: 2025年1月26日
新たに再設計されたGinza Sony Parkは、都市の「公園」としての役割を果たすことをコンセプトにしています。
地上5階、地下4階の建物は、各フロアが異なるテーマで設計され、訪問者が自らのペースで探索できる仕組みです。銀座の標準的な建物の半分ほどの高さにあえて低く構えることで、集積率の高い都会の中に余白と新しい景観を生み出しています。
また、エスカレーターや階段の配置が遊び心を感じさせる設計になっており、街の中で休息と発見を同時に楽しめる場所としてデザインされています。
➐グラングリーン大阪 南館
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• 場所: 大阪府大阪市北区大深町5-45
• 設計建築家: 三菱地所株式会社を代表とするJV9社
• オープン日: 2025年3月21日
三菱地所などが開発を推進する「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」南館が、3月21日にグランドオープンします。
商業施設の地下1階から地上3階までには、「シーエフシーエル(CFCL)」初の路面店で関⻄の旗艦店となる「CFCL OSAKA」や、「アニエスベー(agnès b.)」、ジュエリーショップの「アベリ(AbHerï)」、大阪初出店となる「カフェ キツネ(Café Kitsuné)」などが出店するほか、日本料理店「野口」や隠れ家レストランを7店舗集結した「グランシェフズバレイ(GRAND CHEFS' VALLEY)」などが入る予定となっています。
いかがでしたでしょうか。
日本国内に登場するこれらの新たな施設は、建築家の創意工夫が随所に光るものばかりです。それぞれが地域や時代のニーズに応えながら、未来の建築トレンドを示しています。
これらの施設を訪れることで、最先端のデザインや建築の潮流に触れ、自分自身の家づくりや仕事に役立てるヒントを得られるはずです。2025年、ぜひ足を運んでみてください。
私は毎週土曜日に、不動産業界のリアルや家づくりの疑問について更新していますので、お気軽にスキ、フォロー、コメントして下さると大変励みになり嬉しいです。みなさんの理想のお家、読んでみたい記事のテーマについてコメントで教えてください‼
お付き合いいただきありがとうございました。
それではまた来週👋
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