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二週間の悪夢
前回の記事で新型コロナの陽性反応が出たことをお伝えしましたが、症状が悪化するにつれて咳は止まらないし身体はだるく微熱が続くといった症状が数日続き、ピーク時には日付や時刻もわからない状態で24時間ひたすら朦朧とした意識で服薬して寝るという日々に気力まで持っていかれそうな状態でした。実際、筆者の気付かない間に家の中の物があるはずのないところに置いてあったり等謎の行動も見られました。更に厄介なことに、通常5~7日、長くても10日で症状は治まるといわれていた症状が約二週間続き、その後もうっすら微熱と倦怠感が残り、長期間寝込んでいて体力も奪われたため歩くのもままならず、精神的にも相当なダメージを受けて現在に至ります。
新型コロナがメンタルにまで直接影響を及ぼすわけではないのはわかるのですが(後遺症として抑うつもあるというデータはあるようです)やはり何もする気になれずただひたすら回復を待つばかりの日々はメンタルにも深刻なダメージを引き起こし、こちらはこちらで身体の症状が治まってもなかなか回復しないのはやはり新型コロナの影響としか思えません。それは未だに尾を引いていて、極端な話自分が生きていること、生かされていることの意味まで考えるほど病んでます。
もともと人混みが苦手で、日頃から混雑を避けて行動していたのですが、やむを得ずそういった場所に行かざるを得ないこともありますし、普段より手洗いの回数も自ずと増えてきます。目に見えないものだからこそ何重にもガードを重ねて感染を防いできたはずなのですが、何らかのタイミングでマスクを外すなど、ほんの一瞬の隙をついて感染するということもなくはないと思います。また、感染していても発症する人としない人にも分かれますが、99.9%気を付けていても、ほんの0.1%の油断で感染してしまっては元も子もありませんよね。筆者が日頃から完璧な感染対策をやれたら本当に感染しなくて済むのか、おそらくそれは当てはまらないのかなと今回の感染、発症で思い知らされた気がします。
やや無関係な話になりますが、筆者は水道水が飲めません。今回の感染で薬を飲む際に自宅で水道水を沸かして白湯を作って飲もうとしたのですが、全く口に合わなくて諦めた経緯があります。普段からミネラルウォーターばかり飲んでいるからなのかはわかりませんが、コーヒーやお茶を淹れる時は特に飲めなくはないのに、何故か「飲料水」として飲むのは躊躇ってしまいます。これを機に浄水器でも買ったほうがいいのか真剣に悩んでおります。
コロナばかりではなく、今年はインフルエンザが例年以上に大流行して、治療薬が足りなくなりそうなほどの事態にまで至ったようですが、現在のコロナウイルスと同じ5類という位置付けを考えると、コロナではなくインフルエンザを発症しても同じような症状で苦しむことになるのかと思うと身の毛がよだつ思いです。
ではまた。