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着るものにこだわりがなくなったからこそのミニマルベーシックへのこだわりと、HanesのBEEFY Tシャツ。
着るものに対していい意味でこだわりがなくなったのは、30代になってからです。
10代、20代は、気の向くままに、いろんなファッションを試してみました。そのほとんどが感覚重視。
かっこいいなぁと思ったファッションは取り入れてみる。選定基準はコストパフォーマンスとデザインだけ。いいなと思ったものを、できるだけ頃合いの価格で購入することを繰り返してきました。
その結果、今はベーシックな衣類に心が惹かれるようになっています。
見た目を着飾ることに、大した意味はありません。それよりも、本当に納得のいく、自分だけのスタイルを見つけることが肝心です。ブレない生き方やくらし方の軸がまずあって、ファッションはそれを体現するものだと、ようやく気づきました。
今、着たいなと思えるのは、ベーシックでシンプルなもの。余計な装飾が全くなく、誰が着ても特別代わり映えしないもの。だからこそ、その人自身の生き方やくらし方のスタンスがほんの少しだけ際立って見えるのかなと思います。
そんなファッションがしたいと、心から思うようになりました。
Hanes BEEFYというTシャツのベーシック
7月に入り、じめっとした空気と照りつける日差しが一挙に押し寄せてきました。長袖の衣類はもう暑すぎて、Tシャツが活躍する毎日になりそうです。
HanesのBeefyというTシャツを数枚持っていて、夏はほとんどこのTシャツを着まわしています。
Hanes Tシャツ BEEFY
単なるTシャツで、ど定番の型です。若い人が集まる街に行くと、高確率でよく似た格好をしている人に出会います。でも、不思議とそんなにバツは悪くありません。
選んだ理由をつらつらと書いてみると、まずはシンプルであること。デザインが簡素で無駄が一切ありません。極限まで機能を絞って実現したシンプルでミニマルないでたち。引き算の美学がプロダクト全体に反映されていて、思わずうっとりしてしまうのです。
素材は、少し厚手なところがいいですね。厚手を選ぶのは、ズバリ安心感です。このTシャツ1枚でも肌が透けません。安心して着られるTシャツです(世の中の男性はわりと肌が透けるのを回避したい願望があり、トップス選びの大事な要素になっているのではないかと邪推します。)
価格もお手頃で、1000円〜2000円くらいでしょうか。Tシャツ1枚を購入するちょうどいい金額感です。
ちなみに、Tシャツにはこれ以上のお金を掛ける気にはなれません。消耗品ですし、ずっと着まわして何年かで廃棄してしまうものには、そんなにお金をかけないくらいが、ちょうどいい感じです。