強制的な天引き貯金の威力、100万円を貯めると自信がつく
怠惰に生きるための貯金について。
貯められる仕組みをひとたび作ってしまうと、その後は簡単にお金を貯められるようになります。いろいろと情報を集めてみたところ、しっくりきた貯金の仕方がありました。
それは、天引き貯金にすることです。
給料から一定額を天引きして、強制的に貯められるようにする仕組みです。わたしは、手取りの2割強を、毎月の積立投資に当てています。
持ち株による自社株、好きな国内投資信託、確定拠出年金の海外投資信託の3つをコツコツと買い続けています。
天引きによる強制貯金は、本多静六さんの4分の1天引き貯金が一番強力なソリューションかなと思います。手取りの25%を貯金に回し、残りの75%の中で生活をするというやり方です。
このやり方がいいのは、残りの75%のお金でやりくりしないといけないという制約が、一種のゲーム感覚のようにお金の使い方を正してくれることです。
75%のお金から家賃や食費、固定費などを引いたものが、当月の自由に使えるお金です。このお金は、自由に使っていいお金。自分で納得がいくなら、どんな使い方をしてもオッケーです。
この、どんな使い方をしてもいいお金があるということが、怠惰に生きること、すなわち無駄なストレスを感じない仕組みづくりに寄与してくれます。
天引きさえできていれば、当面のお金の心配は必要なくなるどころか、気づけばお金がたまっているという効果もあらわれます。
わたしは、貯金を意識してから100万円を貯めることを目標にしていましたが、予想よりもはるかに早く、この目標額を達成できました。そのころには、貯金の体質が身についているのです。
こうなればもうけもの。あとは怠惰に生きていても、勝手にお金が貯まるようになっており、あとはほったからしです。
お金が貯められるようになると、自信がつきます。まずは100万円を貯める。そのための天引き貯金をする。誰にでもおすすめできるお金の貯め方です。