「怠惰に生きる」を極める
やりたいこと、好きで熱中できること。
ずっと探し続けてきたけど、一向に見つかりませんでした。探せど探せど解答を手繰り寄せることはできず、それでも毎日はそれなりに楽しい。楽しいのに、なんだか中途半端だなぁという気持ちが付きまとい続けていました。
ウェブで目に止まるのは、夢や希望を持ち、それを不断の努力で叶えていった人の情報ばかり。確かに、そういった人の生き方はすごいと思うし、実際に物事を成し遂げていることは素晴らしい。でも、なんだか自分には絶対マネできないなぁと思うこともしばしば……。
同時に、「これからの時代は好きなことを仕事にするのが前提条件、好きではない仕事をやり続けても、この先生き残れない」といった論調の情報もよく見かけます。確かにそれもそうだけど、寝食を忘れて熱中できるほどの好きな対象ともいうのも、凡人にはなかなか見つかりそうにありません。
「本当に好きで突き詰めたいことってなんだろう」。こんなことがぐるぐると頭をよぎる毎日。自己分析をしても、キャリアの振り返りをしても、出てくることは「ストレスなく、安定した生活をしたい」ということばかり。うーん、なんだか普通だなあ。
でも、これがまぎれもない自分であり、ごまかすことはできない。
だったら、「怠惰に生きる」ことを極めてみてはどうかなと考え方を変えてみようと。
なるほど、これは自分のコアをなす考え方だし、怠惰に生きていくためには生活の生産性を上げ、衣食住を満たすだけの稼ぎを作り、お金にストレスのない毎日をおくれるようにすることが必須。
その実現に向けて暮らしを改善したり、新しいことをやってみるのは、実はとっても好き。なんだ、肩肘張らなくても、自分の「ありたい姿」はすでに明確にあったんだ、と分かったわけです。
これこそ、毎日考えて、実践しても飽きないテーマだし、ゆるーく探求し続けたい生き方だとも思いました。
怠惰に生きることを極める。キーワードでいうと、衣食住、マネーリテラシー、生産性といったあたりかな。すべてが「怠惰に生きる」を極めるというコンセプトに沿っている。
そのために考えたこと、実践したことをnoteに綴っていこうと思います。