お金の教養ステージチェックリストで「自己完成型」の資産形成ができていた。自分のためのお金の運用から、そろそろ抜け出さないといけないなと
7つのお金の教養 | ファイナンシャルアカデミー
http://www.f-academy.jp/page/omoi.html
こちらのサイトの中に「お金の教養ステージチェックリスト」というPDFがあります。泉麻人さんの本『お金の教養』(http://amzn.to/2uwPcAs)で知り、自分がどれくらいのお金のステージにいるのかなと気になったので、やってみました。詳しいやり方は、ウェブサイトをご参照ください。
結論、わたしのお金の教養はざっくり、「STAGE 4 自己完結型」でした。その結果はこちらです。
考え方(STAGE4)
経験と失敗から成長する思考を持っている
ため方(STAGE4)
年齢の二乗の貯蓄がある
使い方(STAGE4)
毎月、一定額を自己投資に使っている
稼ぎ方(STAGE3)
数年後も収入が増える働き方ができている
増やし方(STAGE4)
得意分野に投資して成果を出している
維持管理(STAGE4)
5年以上、純資産を減らしていない
社会還元(STAGE2)
身内や親友の助けになることができている
まさに、自分自身でも認識していた「自己完結型」のお金の運用ステージでした。
これから100年生きる時代とも言われる中、マネーリテラシーは学ぶべきものではなく、生きていく上で必須の教養という意識を持ち、数年前からお金の使い方について考え、実践してきた結果です。
基本となるのは、人的資本。すなわち、今の年齢で自分がどれだけ稼げるかを中心に、資産形成をしていくことです。
マネーリテラシーについて考え始めたのは20代後半のときだったので、まだ人的資本が豊富な時期でした。その時に本業でしっかり稼ぐことを意識して仕事をしてきたこと、それによって稼ぎの点では不安がなくなったことが、今になって自分を支えてくれています。
そこから、支出をしっかりと調整し、自己投資やお金に稼いでもらうやり方を模索したことで、STAGE4に該当している項目は自分なりに改善ができたと思います。
STAGE5「長期安定型」は、一生かけて作り上げていくもの
チェックシートのステージ5にある「長期安定型」は、短い期間で成し遂げるのは難しいなと感じます。本当にお金に不安がなく、お金がお金を稼いでくれる状態がステージ5だとすれば、一生をかけて長期安定型を作り上げていくものだと思ったからです。
そこでキーになるのは、「自分以外の誰かのためにお金を使う」ことです。このチェックリストの結果の通り、わたしは「自己完結型」のマネーリテラシーで止まっているような気がします。
直近でお金に対して不安はないのですが、そこからお金を増やしていくには、自己完結型を脱却していく必要があります。これは自分の実感値とも似ています。
お金は、正しく使った人の元に正しく返ってくるのではないかというのが、わたしの仮説です。お金は貯めているばかりでは意味がなくて、正しい使い方をすることで、お金が生き金になり、自分にも返ってくる性質を持っているのではないかと。
注意すべきは「社会還元」の項目です。まだSTAGE2にとどまっています。これは、自分以外の誰かや社会にためにお金を使うことができていないことの表れでしょう。
きれいごとなしに投資をして、それで良い企業活動が増えれば嬉しい、くらいのスタンスで
ただ、いきなり自分以外の誰かのためにお金を使うことは難しいです。
多少のリスクが取れるようになった今でも、お金がなくなるのはやっぱり怖い。でも、自分以外の何かに対してお金を使わないと、次のステージにはいけないことも薄々わかっています。
社会還元という意味合いでお金を使う割合を増やしているのが、投資です。投資ではしっかりとお金を増やすことが第一目的(そこはきれいごとなしに)ですが、そのお金が投資先に供給されることで、自分では到底できない「良いお金の使い方」をしてくれる可能性が広がります。
お金を循環させることで、良い企業活動が活性化すること。いち生活者の個人としては実感は得られにくいですし、それで社会が良くなることを願うなんて夢物語かもしれません。
でも、今はそういったお金の使い方をしていこうと思います。社会にお金を還元することは、短期で成果を求めてはいけません。じっくり、ゆっくりでいいのです。
クラウドファウンディングもやってみようかなぁと思いました。良い物事を成し遂げるために希少資源のお金を使うことに、もっと注力していきます。
それがめぐりめぐって、お金の生産性とマネーリテラシーを高めることにつながると信じて。