眠れないぼくたちは
夜行性のぼくらには、夜に眠るという一般的に当たり前のことがとても難しい。短時間作用の睡眠導入剤を飲み下し無理矢理寝てみようとしても結局数時間で起きてしまう。それが常。
すっきりしないまま朝を迎え、ぼーっとしながら一服。起き抜けの煙草がおいしいのは喫煙者ならみな同じだとおもうけどどうなんでしょう。寝ぼけた頭で吸う煙草、最高においしいよね?出来ればコーヒーも一緒に、もちろんブラックで。
昼は眠気との戦い。家事VS眠気。
もしくは学校VS眠気、仕事VS眠気。
多種多様なタスクが眠気と戦いながら、ああ早く夜にならないかななんて考えている。
やらなきゃいけないことなんて全部投げ出してみんなでふかふかのお布団でお昼寝したいよ。
おまけ程度にインターネット。
夜が来たら安心するね。暗闇で涙も隠せる。
泣いてもいいんだよ、泣けるうちは泣こうよ。幾度となく人に伝えてきたけど分かってくれたのかな。その人はわたしの前からいなくなってしまって、独りで泣いているのだろうか。だとしたら問題だなあ。新しい恋人に支えてもらってね。
ああ、まただ。また始まってしまった。眠れない夜。お布団にくるまってみるけど眠れない夜。結局朝きちんと起きて太陽を浴びたって、お昼寝を我慢したって、夜ご飯をたくさん食べたって、眠れないものは眠れない。だってぼくらは夜行性だもの。
だったらせめて夜行性のぼくらで集まって仲良く生きていきたいね。いつかみんなと同じように夜すんなり眠れるようになるまで一緒にいたいね。
みんなで大丈夫になろうね。約束。
ゆびきりげんまん
眠れる人は順番におやすみなさい。
いい夢を見てね。
これも約束、ゆびきりげんまん