プルースト効果
「人は見た目が9割」だとか、人の印象は視覚や聴覚に左右される。
そこで、忘れちゃいけない香りの話。
嗅覚についてのお話です。
どうも、お久しぶりです。
僕です。
暑いですね。
肺が焼ける程の夏は最高ですね。
ホント。
殺す気か。
こういう暑い日に出掛ける時は、やっぱり汗対策的なものは欠かせません。
実際にどうとか他の人がどう思ってるかとか、何か言われた訳ではなく、自分から汗の匂いがしたら嫌だなって思うと、怖くなるタイプです。
その為、常に汗対策のグッズを持ち歩いています。
特によく使うのが汗拭きシートで、中でもベリー系の香りがする汗拭きシートは重宝しています。
学生時代に隣の席の女の子が使っていて、恥ずかしそうに汗を拭く姿を今でも思い出し。
興奮します。
それはさて置き。
こういった嗅覚から来る記憶の連想ゲームや、匂いから意識とは関係なくフラッシュバックする事を俗に「プールスト効果」と言うのです。
言葉はそのままの意味で「無意志的記憶」とも言われますね。
こちらは小説家のプルーストさんが作品の中で、主人公が「マドレーヌの香りから幼少期を想起し物語が進む」という手法を使っており、当時は画期的なストーリー展開だった為にその名を冠して「プルースト効果」と呼ばれるようになりました。
何でも最初にやった人は凄いですね。
よく人の印象を決めるのは「見た目が9割」と言われていますが、あれは概ね間違ってはいません。
しかし、外面から得られる情報は見た目だけでなく、声や物音の聴覚に留まらず、環境やその人自身からする匂い、嗅覚も含まれている事をお忘れなく。
しかもこの匂いと記憶の結びつきは「無意志的記憶」と呼ばれ、ふとした時に思い出してしまうものなのです。
悪い印象も、良い印象も。
そこで、一番簡単に好きな相手に「プルースト効果」を与えるテクニックをご紹介しましょう。
どうぞ悪用してください。
僕がよく使う手ですが、プレゼントをあげる時に自分がいつも使う香水を振っておいたりします。
そこで重要なのはプレゼントする物そのものより、袋や手紙に香水を振っておくのがベターであり、ベストです。
まずプレゼントするものがマスクでもない限り、渡した物と顔の距離が最も近付くのは、プレゼントを開ける時になります。
プレゼントを貰う時というのは中身がなんであっても等しく高揚感に満ち、プラスの印象を与える事ができるチャンスなので、ここぞとばかりに自分の好きな匂いをねじ込んでおきます。
また、手紙を読む時も手紙と顔の距離が近い為チャンスです。
更に言うと、紙系の素材は特に匂いの吸着が強いので効果てき面です。
こうしておく事で、プレゼントがゴミでもない限り、
そういった好印象や良き思い出と、自分の匂いを紐付ける事ができるのです。
皆さんも匂いで何かを思い出した時には、この記事と僕の事を思い出して欲しいですね。
こちらからは以上です。