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ピーク・エンドの法則
仕事だけでなく、恋愛にも現れる。
終わり良ければ総て良し。
の法則である。
「ピーク・エンドの法則」
人は何かを評価する際に、ピーク時(絶頂時)とエンド時(終了時)だけで判定してしまうという心理効果。
これもまた最近実験されている心理効果ですね。
「ピーク・エンドの法則」です。
皆さんも今まで様々な恋愛をしてきたと思います。
しんどくない程度に思い返して下さい。
その人との恋愛を自分の中で評価しようとすると、自然に「一番幸せだった時」または「一番辛かった時」と「別れる瞬間」を思い出しませんか?
これが「ピーク・エンドの法則」です。
実験を行ったのはカーネマンさん。
AとB、2つのグループに不快な大音量の音楽を聞かせました。
1点違うのはBグループの曲はフェードアウトするようにしています。
不快な音量の時間は同じで、Bの方がフェードする分長く音楽を聴いています。
その後、AとBに不快さを評価して貰うとAの方がより不快だったと答えたそうです。
つまり人は「経験をその合計ではなく平均で知覚している」という結論に至る訳です。
酷い経験をしても最後救われる部分があればマイルド化する。
これが「ピーク・エンドの法則」ですね。
「逆もあるんじゃね?」
その通り!
とても幸せで最高に愛を感じていたとしても、最後の別れ方が酷いと悪い印象しか残らなかったりします。
とても恩を受けた相手でも、最後に裏切られると裏切られた印象しか残らない。
とても面倒を見て来たけど、最後にめちゃくちゃにされると後悔しか残らない。
仕事も休んでわざわざ県を跨いで看病しに行ったり時間を作ったり家族に挨拶したりしたのに、最後にふざけた事抜かして全部人のせいにして逃げやがるもんだから次会ったらぶっ殺したろうかなと思う訳です。
いや、例えばの話ですよ。
とにかく、最後が良くないとこれまでの善行が薄れちゃう訳です。
勿論、時間が経つにつれてネガティブな感情は無くなって穏やかになります。
今は心の底から幸せになって欲しいなと思えています。
ホント人間って素晴らしいですね。
とにかく「ピーク・エンドの法則」は、まだまだ若い心理効果の為、恐らくこれからも様々な実験が行われるのだと思います。
しかし中々信憑性の高い心理効果だと感じています。
だからこそ僕は、本当に別れたくない人や、大切だと感じている人と別れざるを得ない時には、「とても好きだし、これからも好きだ」という事を伝えるようにしています。
もしくは「友達として仲良くして欲しい」と伝えています。
その瞬間は相手に「ケッ!誰が仲良くするかッ!」と思われたとしても、いつか思い返した時に「最後まで好きって言ってくれてたな」、「良い人だったな」と思って貰えるように。
それ以上関係を崩さないように。
その人にとってマイナスにならないように考える訳です。
これが「ピーク・エンドの法則」ですね。
何かしんどくなって来たので、今日はこの辺にします。
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