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「カリギュラ効果」

※以前書いた記事はこちら
(合わせて読むとより楽しめると思います。)



「見ちゃダメ」って書いてると、見たくなるよね。

「触っちゃダメ」って書いてると、触りたくなるよね。

「舐めちゃダメ」って書いてたら、もう絶対誰か先に舐めたバカが居たよね。




カリギュラ効果
別名「カリギュラ現象」。「心理的リアクタンス」の一種。
禁止される事によって興味関心が増すという心理効果。

Wikipedia参照




はじめましての方ははじめまして。

お久し振りですの方はお久し振りです。

どうも僕です。


過去記事修繕企画の第一弾は「カリギュラ効果」についてです。

前回の記事でも要点は抑えて居るので、心理効果の紹介としては事足りていますが、少し補足と「仕事」と「恋愛」での上手な使用例を用いて記事を修繕したいと思います。




堅苦しい話は無いので安心して下さい。





「カリギュラ効果と心理的リアクタンスについて」


カリギュラ効果」というのは元々、映画のタイトル「カリギュラ」から来ていまして、めちゃくちゃ過激な内容だったんです。

それも確かハードコア系のポルノ映画だったと思います。

元々は歴史大作だったんですが、その性的な部分がとにかく問題になって、映画会社が「カリギュラ」を観れる劇場を限定的にしてしまいました。

そしたらもうあれよあれよ。

「カリギュラは閲覧禁止らしい」
「カリギュラは凄いらしい」
「カリギュラは簡単には観れない」
「カリギュラを見せろ」
「どこ行ったらカリギュラが見れるんだ」
「俺のカリギュラはどこだ」
「オラのカリギュラを探せ」
「オラこんな村嫌だ」

と大ヒットしてしまいました。

正に人々の自由を奪う事で生まれる「心理的リアクタンス」です。




心理的リアクタンス
奪われた自由を取り戻したくなるという心理効果。




人は全然必要じゃなかったのに、奪われる事で欲しくなってしまうのです。

皆さん経験の有無とは関係なしに、一概に理解できるはずです。


一回も食べたことない食べ物がアレルギーだと判明して、「明日から食べれません」って言われたら、何だか損した気分になりませんか?


いつも廊下の真ん中しか歩いていないはずだけど、急に「廊下の脇を歩いたら死刑」と言われたら、窮屈になりませんか?


例えが少しバグってますが、これが「心理的リアクタンス」です。

自由を奪われる事で、反発的に自由を欲してしまうのです。


そして、この心理効果のもっとも有名な現象が「カリギュラ効果(カリギュラ現象)」という訳です。


皆さんもどこかで見聞きし、経験しているのではないでしょうか。

「販売終了」
「生産終了」
「閲覧禁止」
「公開停止」
「走るな」
「喋るな」
「見るな」

貴方はもう、「カリギュラ効果」を体験しているはずです。




ちなみに「カリギュラ効果」は日本人が勝手にそう言ってるだけで、正式な心理効果の名称ではないです。

あくまで現象の一例が「カリギュラ」だったという話です。




さて、少し長くなってしまいましたが、「仕事」と「恋愛」における「カリギュラ効果」の正しい使い方について触れておきたいと思います。

ここまでそれが知りたくて読んだ方は、とても根気強くて素晴らしいなと思います。

もしくは僕の文章力が高いのでしょう。

それでも眼が付いていて、文字が読める事を誇って欲しいです。





「仕事におけるカリギュラ効果」


ここまで飛ばさずに読んだ方ならもうお分かりでしょう。

心理的リアクタンス」を上手に使う事で、人の購買意欲を刺激したり、興味関心をこちらに向ける事ができる訳です。


例としてはあまりにありきたりですが、

「〇〇では販売禁止になった商品です」
「ここから先は閲覧禁止になります」
「今現在生産終了しています」
「これは口外禁止の情報です」

この辺りはホント、よく見かける手法ではありますが「心理的リアクタンス」を上手に突いていますよね。

「入会はオススメしません」
「やらない方がいい」
「買わない方がいい」
「聞かない方がいい」
「やっぱいい」

相手の自由を奪う事で反発を生んでいます。


多種多様な使い方はありますが、目指すは「カリギュラ」。

新たな「カリギュラ」を作る事。

それが正しい仕事における「カリギュラ効果」の使い方なのです。




何か段々ペテン師みたいな口調になってませんか?

セミナー感が…。





「恋愛におけるカリギュラ効果」


さすがにここまで飛ばしましたね。

読んでられないですよね。

長いし。

文章もつまらないし。

ありがとうございます。

僕も正直ここまで何書いてたかよく覚えてないですもん。

半分寝てたし。

面白くないから無理して読まなくて良いですから。

大丈夫、大丈夫。

あ、もう帰って大丈夫ですよ。

ありがとうございました。







はいこれ「心理的リアクタンス」です!




こと恋愛における「心理的リアクタンス」は少し難しい一面があります。

「俺に惚れたら怪我するぜ」
「私を好きにならないで」
「俺なんかと一緒に居ても良い事ねえよ」
「私、人を不幸にするの」




うん。




死ね」って思いませんか?




すみません言い過ぎました。


さっきの一例を見て、不快に思った方、多いと思います。

そうなんですよ。

気付きました?

そうです。

恋愛における「カリギュラ効果」は既に恋愛関係にないとその効果を十分に与える事ができないのです。

これ致命的です。


つまり、ある一定以上の「好意」と「興味」が向いている状態でないと、「心理的リアクタンス」を生む前に、

めんどくせえ奴が現れたな

って思われて終わります。


なので、正しい用途としてはお互いに一番盛り上がっている状態で

「今日はここまでにしましょう」
「もっと仲良くなってから話します」
「これ以上は今はちょっと」
「機会があれば、また」

という風に切り上げるのが上手な「心理的リアクタンス」の使い方です。


「まだ話したかったな」
「こんなところで終わっちゃうの」
「え、もっと頂戴」
「たまらん」
「欲しい」
「先っちょだけだから」

と思わせる事ができたら「カリギュラ効果」成功と言えるでしょう。




正直僕としては「恋愛は失敗がつきもの、行ける所まで行けば良いよ」と思うので、わざわざ相手を引き剥がす「カリギュラ効果」を用いる必要があるのか、若干疑問ではあります。

しかし「心理的リアクタンス」にドはまりしてしまう人たちは少なからず居る訳で、そういう人たちにとっては堪らない「障害」、「刺激」になってしまうのです。




そういう人たちのタイプは2つ。


お預けされると自然と涎が出るタイプか。

絶対ダメって分かってるのに、シチュエーションに燃えてしまうタイプ。




ドキッとした貴方。




ドキッとしてる場合か。





以上で「カリギュラ効果」の紹介を終了とします。

この記事は皆さんの参考になりましたでしょうか。




まあ、参考になったかどうかは分かりませんが、間違っても僕をフォローしたり、スキを押したりしないで下さいね。




次が読みたくなっても




知らない




ゾ。




こちらからは以上です。

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陽気な恋人(ササキ)
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