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アフォーダンス理論
取っ手があれば持つよね。
グリップがあれば握る。
戸棚は引くし、スイッチは押す。
それらに説明はいらない。
「アフォーダンス理論」
アフォーダンス(affordance)は「与える」という意味のアフォード(afford)という言葉が元になっている造語。
環境や物が知覚的に用途を提供(アフォード)してくれるという理論。
はあ?
ちょっと意味分からないかも知れません。
デザイン系のお仕事をされている方であれば一度は耳にした事があるかと思います。
ドナルド・ノーマンさんという方が提唱し、デザインの世界で格言としても使われている理論です。
パソコンで作業している人や、この記事を読んでいる人。
もし、右上の「×」をクリックしてもウィンドウが閉じなかったら混乱しますよね。
環境や物、アイコンやボタンというのは、その形状や色、それが置かれている場所などから、人は深く考えたり説明を受けなくても使えるようでなくてはならない。
それが「アフォーダンス理論」です。
もちろん、それらは経験則によるものだったり、この世界に溢れに溢れた様々な常識からなるものだったりします。
そこから下手に逸脱してしまうと、混乱を招き使用する人に不快を与えてしまうという理論な訳です。
「アフォーダンス理論」がいかに素晴らしいかという話ではなく、これは人が無意識化で行っている事なのです。
書類を作るときの形式だったり、物を整理整頓する時の順番や場所。
この世のありとあらゆる所に「アフォーダンス理論」が該当します。
もし自分が作ったものに違和感を感じたり、人に受け入れて貰えないという事があれば、その時は「アフォーダンス理論」を思い出して下さい。
逆もまた然りですね。
クリエイターの方々も、気を付けて欲しい話ですね。
うん。
気を付けろよってね。
言ってんの。
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