中学校からの夢を諦めさせられた就職活動だったけれども
岡山のキャリアコンサルタントMICHIKOです。
昨日、なかなか就職が決まらず、焦っていた学生からの内定したという嬉しい報告がありました。
その学生は、とても印象的な学生でした。
中学校からず~~っと持ち続けていた夢がありました。
その夢を叶えるために、大学を選び、3年間頑張っていました。
中学校からの夢は、友達との約束でもあり、彼自身のモチベーションでもありました。
しかし、現実にはなかなか思い通りにはいかず、キャリアセンターにやってきました。
キャリアセンターに来た理由は、自分の今までの夢を諦め、
新たに仕事探しをはじめようと決心したからです。
その決心は、彼にとってとても大きな決断だったみたいです。
中学校の友達との約束を破ることになることや、今まで信じて頑張ってきたことを諦めるということについては、かなりの葛藤があったみたいです。
しかし彼は、現実を見つめ、自分の特性をじっくりと考えました。
その結果、彼は自分の子供の頃に目を向けました。
子供の頃に夢中になっていた経験から、ラジオを夢中で作ったことを思い出しました。
その経験から、手先を使って何かを作り上げることが好きだということから、電子回路の組み立てを行っている会社の説明会を聞いてみることにしました。
その結果、思ってた以上にワクワクして説明を聞けたこと。
会社見学に行くとさらに興味をもてたたため、方向性を変えて就職活動をはじめました。
最初の頃は、面接での受け答えが誤解を生むようなことを発言したり、
まだまだ夢を諦めきれずにいたりと必ずしも順調には進みませんでした。
しかし、第二の夢を見つけたという想いから頑張ることで、
ついに内定をもらうことが出来ました。
夢を諦め、現実を受け入れることやコミュニケーションが苦手なことを自覚し、どういう言い方や態度をとると面接での印象がよくなるのかを一緒に考え素直に受け入れ実行していったことで、周囲から
「印象が明るくなってきたね!」
と言われ始めた頃に内定をもらえることに。
中学校からの夢を諦め、仕事として自分に何が合っているのかを模索し、見つけ出した結果に、彼は満足しているそうです。
夢を諦め、仕事として何が自分に合っているのかを必死で探し、色々な人のアドバイスにも素直に耳を傾け、苦手な事の克服にもチャレンジしていった結果の内定。
いつもながら思うことは
「就職活動は、人としての大きな成長の機会。
大変だからこそ、得られるものも大きいのかなぁ?」
彼からの嬉しい報告を聞きながら、また一回り成長した学生を見れたことに感謝です。
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