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高校生がはじめて電話がかかってきた時の伝言メモを経験してみたら?

岡山のキャリアコンサルタントMICHIKOです。

ある高校の校長先生から、就職活動が終わり就職予定の生徒の緊張感がなさ過ぎて困っているため、社会人になる前の準備として必要なことを講演してほしいという依頼がありました。

就職活動が終わったこの時期、進学のため追い上げにかかっている生徒さんと就職先が決まり、あとは卒業を待つばかりといった生徒さんが混在している高校の先生達は、生徒指導に困惑気味。
そのため、就職予定の生徒に対して、卒業までの貴重な時間の使い方を伝える講演を行うことになりました。

社会人になる前の今の時期にリアルに仕事をイメージしていただくために、電話応対を体験していただきました。
仕事場でよくある不在にしている上司にかかって来た電話の伝言メモを残すという体験です。
講師が電話をかけて来た相手になり、聞き取りにくい社名と名前、要件をつたえ、それをメモして、帰社した上司に伝えるという場面の体験。

はじめての電話での伝言メモ。
必死でメモを取ろうと頑張ってはいるものの、話すスピードについていけず、体験後の大いに盛り上がりる生徒達。同席していた教諭も生徒と一緒に感想を言い合っていました。
出来そうで出来ない伝言メモ。

伝言メモって実は大変ですよね。
慣れてしまえばなんてことはないかもしれませんが、はじめての体験。

高校生でいる間は、大切な事は書類でもらったり、先生が黒板に書いてメモするように教えてくれますが、社会人になったら自分で考え行動しなければなりません。
そんなことを体験していただく時間でした。

社会人と高校生との違い。
メモの取り方からでも、伝えることができたのではないかと思っています。

社会人と学生との違いをこんな体験からも学べるのではないでしょうか?
メモの練習として、「先生の話も必要だと思ったことは言われなくてもメモする!ということを習慣とする!」を高校生の間に習慣化にしておくという課題を残して講演は終了。

社会人になったら、仕事を始めたら?を少しでもイメージしてもらえたのでは?と思っています。
よく現場の声を拾っているベテラン講師ってやはり違うなぁって講師にも感謝です。

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