「現役進路指導室教員の意見!中小企業の新卒確保とは?」キャリアコンサルタントの仕事術②
岡山のキャリアコンサルタントMICHIKOです。
「中小企業のオーナーから、求人を出しても応募がない。どうすればいいのか?」というご相談を頂きます。多分にもれず、私も会社員時代に採用には、かなり苦労しました。
✅募集しても応募がない。
✅欲しい人材からの応募がない
✅応募者との条件が合わない
等々
そこで、現役進路指導室の現役教員の方に、「どうすれば中小企業でも高校生を採用出来るのか?」をお伺いしました。
先生からは、「中小企業には、なかなか目がいかない。知名度があるとか、評判がいいとかなどの理由がないと大手の会社を希望しますよ。」とのこと。
高校生が応募企業を決める時には、「知名度、親近感、信頼」です。
ここで、進路指導室に来る求人状況です。(令和2年度)
高校宛に届く求人は、1,000人~2,000人程です。就職希望者は、40名~200名に対してですよ。求人倍率って何倍でしょう?かなり多いのがお分かり頂けるのでは?
ここで、中小企業の方に注目していただきたいのは、
「1,000~2,000人の求人一覧から応募したい企業を探しだすのか?」です。
ある生徒は、いろいろ調べて企業に職場訪問・職場見学をさせてもらってから決める。
ある生徒は、同じ学校の先輩がいるかどうかで先輩の意見を聞いて決める。
ある生徒は、親と相談して親の意見を聞いて決める。
高校生(大学生も同じですが)も、決め手は口コミ(情報)です!
口コミ(情報)とは、「先輩が〇〇だと言っていた。」、「親があの会社は、・・・・・だと言っていた。」というように親や先輩の意見が大きく作用します。この点は、どの進路指導室の先生も困っている点です。
というころは、解決策として口コミ(情報)の内容を良くしていく、また、話題にのぼることが重要ですね。しかし、なかなかそれは時間が掛かることです。
そこで解決策の1つとしては、「企業の紹介動画」です。
自社を知っていただくツールとしての動画がおすすめです。最近の学生さん達は、YouTubeなどの動画には慣れ親しんでいます。動画で自社のイメージ作りと親近感をもってもらってはいかがでしょうか?動画を高校に持っていくと、進路指導の先生方も大変助かるらしいですよ。
中小企業が人材を集めるためには、知ってもらうことが第一歩です。
知ってもらう努力をしてみませんか?
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