科属:クスノキ科ハマビワ属
産地:中国南部、台湾、日本、インド、インドネシア、マレーシア、カンボジアなど
②メイチャンの伝統的な利用法
メイチャンは、インド、中国、台湾、インドネシア、その他東南アジア地域で伝統的な薬として利用されてきた歴史がある。
実の効能
鎮痛、血行促進、胃拡張、喘息、下痢、尿の濁り、外傷の緩和
科学的には、メイチャン精油(実由来)は次の効能があるとされる
③メイチャン精油(実由来)に含まれる成分
主成分はシトラールで、リモネン、リナロールなどを含む。精油を構成する分子の約90%がモノテルペンである。モノテルペンは分子が小さいため、容易に皮膚を透過し、皮膚を刺激するとされる。
④シトラールって何?
特有の芳香がある揮発性の油、テルペンの一種。
メイチャンや、レモングラスなどの精油に含まれており、強い柑橘の爽やかな香りがする。
⑤シトラールの鎮静作用
こちらの論文では、シトラールには鎮静作用があると報告されている。
オープンフィールド試験で、自発的活動性(移動距離など)を調べた結果、シトラールやリモネン吸入時には移動距離が減少した のような結果が得られていると予測できる。
⑥メイチャンを使用したヤードム商品
メイチャンを用いて、リフレッシュや気分転換が可能なアロマ商品、ヤードム(橙🟠)を開発しました。
ヤードムに関するその他の効果効能は、以下のマガジンをご覧ください。
注意事項
論文に基づいた情報を提示しています。しかし、ヤードムに関する臨床試験等は行っていないため、個人の感想の範疇を出ません。