コレステロールとコエンザイムQ10を作る過程は途中まで同じ
コレステロールは、タンパク質と糖質と脂質を材料として、自分の体の中で作られている。
コエンザイムQ10も、同じ材料で作られている。
そして、コレステロールとコエンザイムQ10を作る過程は途中まで同じ。
なので、コレステロールを下げる薬によっては(一部の薬)、コレステロールを作る量を抑えるだけでなく、コエンザイムQ10を作る量も減らす。
コエンザイムQ10の体内での生産量は年齢とともに減っていくが、こういう服薬によってさらに減る可能性がある。
コエンザイムQ10は、体の中でエネルギーを作り出し、また、抗酸化の働きをする。
コエンザイムQ10は、体の中で心臓にもっとも多く存在しているが、それは、心臓がたくさんのエネルギーを必要とするから。
栄養はそれが必要なところに多く存在しているという、なんとからだのすごいこと。
そのコエンザイムQ10が減ったら心臓が動きにくくなる。
からだ全体で一つの完成されたシステムだと見ることが大切。
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