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寂しさを埋めるための行為
寂しい夜、もう来ないでの朝、時間の経って行かない昼間。
そんな寂しく生活を終わらせたい日がある。
煙草を吸ってもなんだか足りない日
誰からも連絡のないスマホ、誰を待つこともないのに残ってる一本の合鍵
全部なくなってしまえば、この世にいなければ
なんて思ってしまう
マッチングアプリであてもなく会える人を探しては欲を満たしていく。寂しさを埋めるためにあったのにただ、寂しさは増えていくばかり。
結局自分の腕を傷つけて寂しさを埋めて行く。
増えて行くのは腕の傷と心の傷、一瞬快楽を味わって寂しさをないものとしたつもりだった。
私にとって寂しさを埋めることは自分を傷つけて行くことしかない。