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お手柔らかに、

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最近の記事

人の暖かさと冷たさ

人の暖かさに触れると誰かに優しくしたくなる みんなそうかな、そうだといいな。 辛そうな人には声をかけてしまう、めんどくさいって思われちゃうかもしれないけれどそれでもいい、救われてほしい、あなたは素敵な人だと、可哀想な人なんかでは決してないということ。 あなたは花みたいに綺麗なことも、ふわふわどこかに行ってしまいそうな儚さも素敵だということ 暖かい言葉をかけれる人になりたい、自分に恥じない様そうでありたい。あなたが暖かさをくれたように、冷たさは要らないよ、暖かい部分だけあればい

    • 大粒の涙と自分のこと

      自分らしく、なによりも自分を大切に生きていきたいと思っている。だって私の人生なんだよ。 何したって自由、でも自分に嘘をついて生きていきたくなくて真っ直ぐ生きたいそんなこと思ってる。 吸いたいときに煙草を吸いたい、喫煙所を真っ先に探す。泣きたい時はわんわんなく、我慢して押し殺す必要なんてないよ、だって生きてるもんだもん。 思ってることは全部言いたいの、好きな物は好き、嫌いなもんは嫌いだよ、場は弁えるけどね。 自分を犠牲にしてしまう時もあるよ、嫌なことがあって腕から涙を流す時だっ

      • 寂しさを埋めるための行為

        寂しい夜、もう来ないでの朝、時間の経って行かない昼間。 そんな寂しく生活を終わらせたい日がある。 煙草を吸ってもなんだか足りない日 誰からも連絡のないスマホ、誰を待つこともないのに残ってる一本の合鍵 全部なくなってしまえば、この世にいなければ なんて思ってしまう マッチングアプリであてもなく会える人を探しては欲を満たしていく。寂しさを埋めるためにあったのにただ、寂しさは増えていくばかり。 結局自分の腕を傷つけて寂しさを埋めて行く。 増えて行くのは腕の傷と心の傷、一瞬快楽を味わ

        • このままの形

          優柔不断な君に漬け込んでずっとこのまま曖昧な関係を続けてる日々。心地のいい寝息を聞きながら寝る夜はどんなに怖くても寝る事ができた。 このままで居たいのだけどこのままいても胸が痛いの。早く君と名前のある関係になりたいんだよ もう長くはないのはわかってる。もしかしたら君が他の人に恋をするのかもしれないし、奇跡が起きて君と恋人同士になれるのかもしれない 君の隣に合う人になりたくて化粧の練習もたくさんしたし肌の手入れも毎日1時間かけてる、尊敬される人にもなりたくて嫌いな料理も始めた。

        人の暖かさと冷たさ

          あなたの強さは真似出来ないのだけれど

          あなたの傷ついた体、心に寄り添いたい。 なんならあなたになってあなたの見てる世界を あなたの感じてる思いを分りたい。 同情してるとか言われるかも、偽善者だと思われるかもしれないけれど、私はあなたの全てを知りたいと思うよ。寄り添う方法をそれで知れるのなら、あなたの痛みが少しでもわかるのならなんだってしたいなと思ってしまう。 私はあなたの暗闇の中のマッチの光くらいにはなりたいって思うよ。 お願い神様、あなたにならせてください。

          あなたの強さは真似出来ないのだけれど

          冬が恋しくさせる

          すっかり季節は色を変えて違う表情を見せてくる 金木犀の匂いなんて感じる暇もないまま、頬に冷たい風が触れていく。今年も冬が来たよ、街はすっかりクリスマスカラー一色だ。浮き足がってるこの感じ嫌いじゃない。きっとすぐに年があけて また違う色を見せてくれるに違いない。 寒さが人肌を恋しくさせるのは間違いじゃない そりゃあ人とくっつきたいけど、できれば好きな人とがいいけど。 寒さが恋しくさせるけど、忘れたくないから冷たさが思い出を鮮明に思い出させるから、人を、匂いを、恋しくさせるんだと

          冬が恋しくさせる

          孤独には甘いチョコレートを

          寝れないそんな日が続く毎日だ。 そんな時は明治の板チョコを食べる、ホットミルクなんてあったらそこはもう私だけの喫茶店だ。 甘すぎるチョコレートをホットミルクで溶かす。 ココアの粉じゃなくて板チョコがミソだ。 湯気が心地よくついつい牛乳を温めすぎてしまう あちちとマグカップから口を離すのもいい。 そんな自分可愛いななんて思いながら小説を読みながら冷めるのを待つ。ホットミルクの難点は 時間が経つと膜を張ってしまうことだ。美味しさが半減する気がする。私だけ? 膜を避けながら飲んでい

          孤独には甘いチョコレートを

          あなた以上のひとは

          私の片思い最長は6年だ、数字にすると、大したことのない様に思えるが、小学校入学から卒業までだと思うと長い。 片思いの人は中学校の同級生だ。成績優秀でいつも素敵な言葉をかけてくれる人、そして人懐っこいワンちゃんみたいな人だった、お互いの高校合格発表も一緒に見たしほとんどの時間をその人と過ごした。正直お互い好き同士だったと思う。 両片思いそんな言葉がピッタリな関係だった。 高校が別になってしまったい何かの勘違いで私達は連絡を取らなくなった。日常が消えてなくなった。毎日取っていたL

          あなた以上のひとは

          平凡なんだけどね

          昔から数学が苦手だった 答えが一つしかないことが嫌だった 公式に当てはめて問題を解いていく 何のためにしているのかと授業中は隠れて本を読んでいるか教室の窓から見える公園でゲートボールをしているおじいちゃん達を眺めていた。 案の定テストは散々だった。0点を取った事もある。先生には「0点をつける日が来るなんて」とも言われた その代わり現代文などの成績は良かった。 すごいいいかと言われるとそうではない。 中の上。平凡だ。現代文の先生が好きだった 自由に答えを出しても評価をしてくれた

          平凡なんだけどね

          大東京

          東京に行ってきた。車で片道4時間早い様で長かった。浮き足立っている私を東京の街はさらに加速させた。高いビル、人の波全てが私を痺れさせた。街を歩くとかしこまった大きな制服を着た小学一年生くらいの子がいた。こんなところに小学校なんてあるのかと思うところにあった。近くには見るからに高そうな服屋が並んでる。その子は平然と歩いていた。どんな人生だよ、私なんて田んぼに生えてる雑草を持ちながら通学してたよ。 そんなことを思いながら東京の予定を済ませた。 ホテルまでの道は兄の住んでる品川を通

          大東京

          そんな存在

          あなたにとってわたしはどんな存在なのか教えて欲しい 友達なのか恋人なのかはたまた家族みたいな存在なのか いくら時間を費やしてもお金をかけてもなにも表情を変えずにそんな態度なあなたにとってわたしはどんな存在なの。 殴ってもいいよ、殺したっていいよ、ただヤるだけでもそれでもいいよ。だから側に欲しい。 わたしの人生の半分、半分っていうか全部あげるよ。 辛いことも半分こじゃなくて全部背負ってもいい。 楽しいことは半分にしてほしいな。共有したいな。 あなたが観てる世界も、聞いてる音楽も

          そんな存在

          花を大事にして生きている

          私の両親は花の仕事をしてた。 昔から身近に花は常に私の隣にいた。百合で新しい品種が出た時は私の名前を付けてくれた。大事に育てた。枯らさずように、愛でていた。 百合は育ちにくいらしいが毎年綺麗に花を咲かせてくれている。 一人暮らしをするようになり、花を生けるようになった。必ず母の好きなバラ買って生けている。 枯らさず様、丁寧に毎日水を替える。たまに栄養剤を入れてやる。花の寿命がきてしまった時は 私の生活に彩をありがとうと捨てている。 枯れてしまうのが嫌でドライフラワーを買ったこ

          花を大事にして生きている

          夜に取り残される

          26時寝られず天井の模様を詠んでいた 近所の大学生が会話に花を咲かせてる いいななんて思いつつ煙草をふかす 煙が空に舞って空気と混じっていく 煙ですこし澱んだ空がまた黒を取り戻していく 私だけがこの暗い夜に取り残されているみたい ずっとこのままでいいのに 何も無い自分は取り残されてしまえばいい でもただずっと光を求めている 外が明るくなってきて不安と安堵に襲われる また生き延びれた、また一日が始まってしまう 来世は大物ラッパーになんかになりたいななんて 思いながら寝床につく

          夜に取り残される

          水槽の中

          腕の模様を観て満たす 腕から涙を流して楽になりたい 天国はどこなのかここは地獄すぎる 水槽の中で動けないただ彷徨って傷ついてるだけ もうどうか傷つきませんように ただなくなりたいだけサラサラ 砂みたいに どうかもう生まれて来ませんように でもママとパパのもとでまた生きていきたいな

          水槽の中

          恥ずかしくなれよ

          バンドを観に行った。 人気の曲ばかりしか知らないけど 休職中にしか出来ないと思ってチケットを購入した。 若い男女が同じタオルを肩から下げてセトリがどうこうなど話していた。 会場に入ってスモークが炊かれている会場に心が昂ってる自分がいた。開演までの30分間はいつも聞いているアーティストの曲を聴いた。今から見るバンドの歌を聞こうとは心底思わなかった。 18時開演。黄色い歓声とともに聞いた事のあるフレーズが流れてきた。 暑かった。良かった。熱かった。生きてる感じがした。 音楽に合わ

          恥ずかしくなれよ

          好きなもの

          朝5時のベランダ(たまに見かける猫がいたら尚良) 指先から香る煙草の匂い おじいちゃんの寝息 暇なときにかかってくる電話 古本屋の匂い 恥ずかしそうに笑う横顔 遠くから聞こえる子猫の鳴き声 季節の変わり目の寂しい匂い 春泥棒 秒針の音(うるさい時もあるけど) 山積みになった本 好きな人からのどうでもいいLINE 1発で取れるアームの馬鹿強いUFOキャッチャー 立ち寄った雑貨屋で君が好きそうだと思った雑貨 愛猫のでかい欠伸 私の事君が覚えてくれていとき

          好きなもの