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3ヵ月で共通テスト8~9割を確実にする勉強法

割引あり

私は現役時代に東京大学の推薦入試を受験していたのですが、条件的に共通テスト8割以上がどうしても必要でした。
課外活動のほうは研究コンテストでの全国最優秀賞、世界大会出場をはじめとして満足に終わることが出来たのですが、そちらに力を入れ過ぎて高3の夏まで勉強を全然したことがありませんでした

なので高3の夏の段階では何も解けない!分からない!みたいな激ヤバな状況だったわけですが、そこから本気を出して3ヵ月程度勉強したら総合で9割を狙えるんじゃないかという感じになりました

最終的に、当日は緊張で一睡もできず大爆死してしまいましたが、それでも目標の8割には乗ることができました。得点率は83%でした。

今回はその超短期でできる共通テスト対策法についてご紹介します。
この勉強法を使えば多少のハプニングがあっても8割は固く達成できると思います。

2025年度入試から学習指導要領が新しいものとなりますが、こちらは引き続き使える勉強法だと思います。
全体で9千文字以上の大ボリュームの解説となっていますのでぜひ!

また、普段はウェブサイトのほうで留学やITの学びの情報発信をしていますので、良ければこちらもよろしくお願いします👇

同じく高校範囲の勉強法として、こちらの記事もおすすめです!



本記事の前提定義

本記事では一般的な国公立大学を受験する理系(900点満点, 5教科7科目)の勉強法について解説していきます。
科目別の勉強法についても解説しているため、私立大学の受験者にも参考になる部分はあると思います。

3ヶ月で8割が確実に取れる」というのは、当日大コケしなければ8割は固く、場合によっては9割も目指せる、というレベル感を指しています。

勉強期間は高3の夏休み後の3ヶ月を想定しています。
夏休み時点での実力ですが、最初に言っておくと流石に公式も英単語も何も知りません!というレベルでは厳しいかもしれません。共通テストの過去問を解いてみて半分以上の科目で50点に満たないような実力の場合は、別の方の記事を参照にしてください。
何となく50点くらいは取れるけど、8割とか全然届かない…という人向けの記事になります。

受験科目と夏時点での実力

国語:
現代文、古文、漢文の一般的な選択で受験。カンで解いていたため、140点前後の実力だったと思います。

社会:
倫理, 政治・経済を受験。志望校が4単位科目指定だったので、現代社会は不可でした。政治・経済は授業で取っていたのでその分野は半分くらいは分かりましたが、夏時点で倫理は何も手を付けていませんでした。

数学:
1A, 2Bを受験。数学は苦手でしたし勉強もサボっていましたが、流石に公式くらいは知っていたので50点ちょいくらいは取れた気がします。

理科:
物理, 化学を受験。授業の進度が遅かったため、どちらも50点も取れなかったと思います。

外国語:
英語のリスニングとリーディングを受験。英単語は小テストで覚えていたため、それぞれ対策なしで80点, 70点ちょいは取れたと思います。

各科目の具体的な勉強法

全般的な勉強法

まず、大体の科目に共通する勉強方針についてお話します。

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