200215 熱でたら林檎おろしとアイスノン
昨日は病院へ行ってインフルの診断をもらい、薬を吸入して寝ていた。既に家族が外からインフルを貰ってきており罹っていないのは自分だけだったので、言うなれば予定調和だし予防接種を受けていなかった自分が悪い。
夜はとにかく熱がしんどくて(39℃台まで上がった)生きていることが嫌になり、時折くる寒気に暑いのか寒いのかどっちかにしてくれと言いながら寝返りをうち、しばらくしてから「そういえばアイスノンを使えばいいのでは!!!?!?」と思いついてから台所へとりに向かうまで一時間、めんどくさいのを乗り越えたらそのあまりの快適さに「なぜもっと早く気付かなかった……」と後悔しながら秒で眠りに落ちた(相対的な主観)。高熱時のアイスノンは人権。海月おぼえた。
数時間経って目が覚めたらあのつらさはどこへやら、薬ってすごいな……と感心した。
熱を出そうが胃を直接やらない限り食欲は落ちないことにどうでもいい定評があるのだけれど、鼻づまりが酷いと「食べたい!」という気持ちはあっても感じる美味しさが感じられないのがつらい。
小さい頃、教材か何かで「食べ物を味わうのに匂いは重要な役割を果たしているんだ!試しに鼻をつまんでものを食べてごらん。ほら、何食べてるか分からなくなるでしょ?」みたいな話を読んでそうか~?と思った記憶があるが、本当に匂いが感じられなくなるとこの大きさがとても分かる。
熱は下がった今でもこの調子なので、早く美味しいものが美味しく食べられるようになりたい。私は早くやよい軒のとり天定食を食べに行きたいんだ。
などと言っていたらバレンタインが過ぎてしまった。バレンタインが過ぎてしまったということはスタバのバレンタイン新作が終わってしまったということで、これがなかなかショックだった。(横山三国志の孔明並感)
あと一回、いや二回、三回くらい飲みたかったな……一種類飲みそびれたし……常設してほしいくらい美味しかった。期間限定メニューに大ハマりすると、飽きるほど飲んで(あるいは食べて)おかないと惜しく感じてしまう自分がいる。どうせ近い未来飲めなく(あるいは以下略)なるって最初から分かっているのにね。
だいぶ話が脱線したが、そんなふうに熱を出したときでもりんごのすりおろしの優秀さはすごい。他の料理の味が六割ほどしか楽しめないとしたら、りんごのすりおろしなら九分九厘美味しく食べられる。特別りんごが好きというわけではなく、普通に生で食べるなら梨の方が好きな私でも、りんごジュースと熱を出して食べるりんごのすりおろしは文句なしに好きだ。りんごってすごい。(なにかとても失礼なことを言っている気がするけど本当に他意はない)
そういえば、大根おろしとは言うけどりんごおろしとは言わないな。大根おろしほど世に膾炙していないということだろうか。いちいちりんごのすりおろしと言うのも面倒なので、りんごおろしという呼び名が一般的になるように「熱がでたらりんごおろし」の草の根運動を広めていきたいと思う。
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