200102 イカデビュー

完全に時系列がぐちゃぐちゃになって日記の概念が崩壊している。まだ去年の話を続けます。

年末にスプラトゥーン2を買った。なぜ今?といろんな人から思われそうだが、Switch自体買ったのが最近なのでどうしようもない。

スプラトゥーン2(以下イカ)を遊んでいる人はTwitterにもたくさんいて、私もやってみたいなあという気持ちは以前から無いではなかった。

しかし私はゲームにおいて勝ち負けよりも楽しむことに重きをおくタイプで、いわゆるガチプレイを強要されるのが苦手だ。おまけにシューティングゲームの経験は全くない。

今までイカのプレイ動画(と呼ぶほどかっちりしたものではなくTwitterにあがっているような十数秒程度の短いもの)は一応見たことはあったが、画面の見方がよく分からない、何が起きているのか分からないという印象が強かった。

イカを遊ぶ層が子どもから大人まで幅広いのは分かっていたが、ネットで改めてレビューを見てみると「マッチングで勝率が1/2になるようになってるのが腹立つ」「2になってつまらくなった」みたいな話がどうしても目についてしまう。

もし、イカの難易度が高くて勝つことを重視するつくりのゲームだったら私には合わないな……という気持ちがあり、買うのを躊躇っていた。

しかし最近メルカリを覚えたのもあって、もし合わなかったら売ればよいのだから、と考え購入に踏み切ったのだ。


結果、毎日のように遊んでいる。
めちゃくちゃ楽しい。
上達に時間をかければかけるほど勝てなくて苛立つということはあるのかもしれないが、始めて早々つまらないとか言う人がこの世に存在することが信じられないくらい楽しい。

イカの根本的な面白さなんてとっくに論じ尽くされてるだろうが、これはいくら話を見聞きしたところで理解できるものではないなと思った。

まず世界観の作り込みがすごい。
プレイ前は他のプレイヤーの凝った絵が見られる場という認識だったハイカラスクウェアは、想像の何倍も造りが凝っていた(単なるマッチングのロビー的な場所だと思っていた)し、個性的なNPCがたくさんいた。
これを書いている今日、さらにシビアな世界観がゲーム中に存在していることを知って驚いた。アートブック買わなきゃ…



それからヒーローモードですら、背景が綺麗で目を見張った。

この辺りで白状しておくべきかもしれないが、私は風ノ旅ビトや幸福な消失のような世界観に極振りしたアドベンチャーゲームが大好物だ。
Switchなら、アクションが苦手にも拘わらずブレワイで世界を旅するのが楽しくてストーリーが一向に進まないタイプと言えば分かりやすいか。



話を戻そう。

そしてこんなことを言うと強い人には怒られそうなのだが、インクの中を泳いだり塗ったりするだけでめちゃくちゃ楽しい。こんなに直感的な気持ちよさを体感できるゲームは珍しいのではないか。

やはり経験は大事だ。百聞は一見に如かずという言葉を身をもって体感した。

みんなやってるからといって必ずしも自分に合うとは限らないが、人口が多いコンテンツというのはやはりそれなりに理由があるものだ、という当たり前の事実を改めて確認した。
完全にメルカリのときと同じことをやっている。


勉強になることがたくさんあって楽しいな!と前向きに捉えておくことにしよう。

それではまた。

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