賛美歌「来たりたまえわれらの主よ」
賛美歌に触れる機会ができてから好きな曲はいくつかあるが、その中でもこれは聞いてすぐにビビッときた。
特に最初の「きたりたまえわれらの主よ」の「主」のぶつかる音が好きで何度も聴いてしまう。DGEA、ドミナントセブンスsus4、覚えた。
ちなみに、讃美歌第二編に収録されている方は歌詞が少し違う。
ぱっと見て、内容はほとんど同じだが文語の割合がずっと多い。これをより分かりやすくしたのが21版ということなのだろう。
こうなるとどちらが好みかという話をしたくなるのだけれど、正直とても悩ましい。
このどこか勇ましいリズムとメロディーに「来たりたまえ」「与えたまえ」といういわば古めかしい言葉遣いが合うと思っているので、詞全体としては第二編の方が統一性があって良い。
一方、21版の3節冒頭のこの歌詞は、
同じリズムパターン(♪♪♪♪|♩♩)を二回繰り返す、後ろの四分音符に天/地という対になる言葉をあてている。
この箇所が私は大好きで、第二編版にない良さがあるのでどうしても甲乙つけがたい。
たとえそのすぐ後の「喜びあふれる知らせ」でちょっと気が抜けた気持ちになろうとも。
絶対「主を待ちのぞむわが歌」「ことほぎ歌」の方がいいと思うんだけどな……(個人の感想です)
あと編曲が21の方が好き。上に書いたハモりも21準拠で、第二編はごくシンプルな和声になっている。
まあこの辺はあくまで参考というか、実際に歌うときにどうにでもできる部分ではあるのだろうけど。
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