見出し画像

池場の巨木と歴史を感じる旅 〜新城市・池之神社の魅力〜

こんにちは!愛知県新城市にある「池之神社」とそのシンボルである「池場のけやき」をご存じですか?今回は、自然と歴史が織りなすこの素敵なスポットについて、詳しくご紹介します。週末の旅行先やお出かけの参考にしていただけたら嬉しいです。


池之神社と池場のけやきの魅力とは?

池之神社は安土桃山時代、慶長元年(1596年)に創建された歴史ある神社です。祭神は「天之水分命(あめのみくまりのかみ)」と「國之水分命(くにのみくまりのかみ)」の二柱。水を司る神様として、古くから地域の人々に信仰されてきました。

そして、この神社を訪れる際に見逃せないのが「池場のけやき」です。樹齢は300年以上とされ、樹高は28メートル以上、幹回りは6.8メートルにも及ぶ巨木で、その圧倒的な存在感は見る者を魅了します。このけやきは池之神社の御神木として崇められており、1989年の調査では愛知県内でも最大級のけやきとされています。

なぜ池場のけやきを訪れるべきか?

1. 圧倒的なスケールの巨木

池場のけやきの前に立つと、その巨大さに圧倒されます。長い年月をかけて育ったその姿は、自然の力強さを感じさせます。さらに、根元には苔やツタが絡み、まるで長い時間がそのままそこに刻まれているかのようです。

2. 歴史と伝説が息づく場所

池場のけやきのすぐ近くには「竜ヶ池」と呼ばれる池があります。この池は池場地区に伝わる竜の伝説の舞台となっており、神秘的な雰囲気を醸し出しています。また、池のほとりに立つ金田治平の顕彰碑は、明治時代にこの地域の発展に尽力した人物を称えたものであり、歴史の深さを感じることができます。

3. 豊かな自然と生態系

毎年5月頃になると、モリアオガエルがこのけやきの周辺で産卵する姿が見られます。豊かな自然環境が守られている証拠です。自然観察が好きな方や、家族連れで訪れる方にとっては、貴重な体験となるでしょう。

池場のけやきへのアクセス

  • 電車でのアクセス
    JR飯田線「池場駅」から国道151号線を豊川方面に約700メートル進むと、池之神社の大きな鳥居が見えてきます。徒歩約10分で到着です。

  • 車でのアクセス
    新東名高速道路の「新城IC」から約33分のドライブでアクセスできます。広い駐車場もあるので、ゆったりと訪れることができます。

訪れる際のおすすめポイント

  1. けやきのパワーを感じる
     けやきの根元に立ち、手を当ててその力強さを感じてみましょう。自然のパワーに癒され、心身ともにリフレッシュできるはずです。

  2. 池之神社で静かなひとときを
     神社の境内は静かで落ち着いた雰囲気に包まれています。鳥居をくぐり、拝殿で手を合わせると、心が洗われるような感覚を味わえます。

  3. 竜ヶ池での自然観察
     竜ヶ池の周りを散策しながら、季節ごとの生き物たちを観察してみてください。特に春から夏にかけては、カエルや鳥たちの活動が活発で、自然の息吹を感じられます。

おわりに

池之神社と池場のけやきは、歴史と自然が調和した特別な場所です。心を静め、自然の美しさを感じるひとときを過ごしてみませんか?週末の旅行や家族でのお出かけに、ぜひ一度訪れてみてください。きっと、日常の喧騒から離れ、心穏やかな時間を過ごせることでしょう。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?