見出し画像

スペインワーホリ滞在記❹【バルセロナで英語は通じる?】

Hola!

今回のテーマは「言語問題」
渡欧前から私がかなり気になっていたこと。
色々なサイトで調べる限り、英語はある程度通じるとのこと。実際のところどうなの?
体験談をもとに個人的な意見も混えてまとめてみた。

1.意外と知らないバルセロナの公用語

バルセロナで話されている公用語は主に2つ。
カタルーニャ語とスペイン語。
まずカタルーニャ語って?(以下カタラン)

カタルーニャ語は、スペイン東部のカタルーニャ州に居住しているカタルーニャ人の言語。

Wikipedia

正直ワーホリが決まるまでカタランの存在すら知らなかった。バルセロナに行くことが決まって初めて知った言語。そしてバルセロナにくるまでスペイン語という大きい枠組みの1つの方言だとなぜか誤って認識していた私。立派な言語の一つだった。(大変失礼)
バルセロナでは基本的にこのカタランが話されている。
スペインの大都市だからスペイン語が話されてるというわけではなく、独立意識の強いバルセロナでは独自のカタランが話されているということ。
この辺りは色々な歴史が密接に関わってくるので、気になる方は調べてみてください;)

2.もし観光客だったら…

ここからが本題。バルセロナで英語は通じるのか。2つの視点で考えてみた。
観光客目線で考えると、英語が話せれば基本問題はない。ただ、ローカル店や老舗のお店は最初からカタランで話しかけられることがほとんど。こちらの言語など関係ないと言った感じ。理解してなくてもとにかく話しかけられるので、最低限の注文フレーズなどはあらかじめメモしておくと気持ちのいい買い物ができるはず。
逆にゴニョゴニョとしていると、次に回されてしまうこともあるので、笑顔でサクッと注文するのがおすすめ。基本的に観光客への接客慣れしている人がほとんどで、若干冷たさを感じる時もあるけれど、しっかりと受け答えすればみんな優しく笑顔で返してくれる。老舗ローカルを楽しみたい方は、観光地としてのバルセロナとはまた違った一面が見られると思うので個人的にはとてもおすすめ。

3.もし移住者だったら…

移住者目線となるとまた少し変わってくる。より現実味を帯びてくると言った感じ。
スペイン語(カタラン)が出来ないと正直かなり大変。というのも、役所手続きなど必要最低限の事務作業は基本的に全部スペイン語。日本でもいえることだが、役所や公共施設などのオンラインサイトは基本的にすべてカタラン。スペイン語すらないこともしょっちゅうある。笑
日本にいる時からもうちょっと便利にならないものか?と思っていた面倒な手続きが全部わからない言語になっている感覚。むしろ日本より酷いかも?と思う程。スペインに来てから1番苦戦している問題でもある。
銀行や郵便局なども基本的に英語は通じない。翻訳機を使ってコミュニケーションはかろうじて取れるけど、かなり面倒臭がられる。
単語がわかるだけで全然違うので、出来る限り入れておくと体感だいぶ楽になる。手続き系はオンラインで出来るものと、そうでないもの、メインバンクなど本店に行けば英語で担当してくれる方もいるようなので、事前に調べてから行くのもおすすめ。

4.スペイン人の英語力

個人差がある前提で、日本と比べて英語はどの程度通用するのか。
さすが観光地なだけあって、接客業の経験がある人は割とすんなりと会話ができるイメージ。ただ接客以外の話題になると言葉が詰まることも多々ある。ちゃんと話していくと汲み取るのが大変なことも時々ある。こちらが理解できればいいのでは?と言われればそうなんだけど、会話の度に聞き返したり頭フル回転でコミュニケーションをとるのは結構疲れる。最初スペイン人の英語にはかなり苦労した。カタランなのか英語なのかわからない絶妙な音でなかなか馴染みがなかったのもあって、聞き取るのが大変だった。きっとそれはお互い様なので、これもひとつのご愛嬌。
結論、表面的に話せる人が多いけど、英語力で言えば日本とそんなに変わらない気がする。ただ、日本に比べて英語に対してのハードルはかなり低い。話せないから話さないではなくて、わかんないけどとりあえずトライしてみるみたいなマインドの人が多いイメージ。性格的なこともあるけど、日本人に足りない部分でもあるな〜という学び。

5.英語は通じる。

バルセロナでは基本的に英語は通じる。
日本にいると観光地でもなかなか英語が通じないなんてことがあるけれど、バルセロナは基本的にどこに行っても英語対応が可能。飲食店でも最初の挨拶だけスペイン語で、観光客だとわかるとすぐに英語に切り替えると言った感じ。
というのもバルセロナはスペイン屈指の観光地。近隣諸国ではスペイン語を日常的に使う国もあるけど、英語なしでは成り立たない世界。文法や発音がどうというより最低限必要な語彙力はみんな習得済み。

「英語だけでも生活は成り立つけど、スペイン語が話せるだけで世界が変わって見える。」というのが率直な感想。(※まだイメージ)

生活するだけが目的なら英語が話せれば充分。
生活を充実させたいならスペイン語(カタラン)はマスト。


ということで、スペイン人の優しさに甘えずに、出来る限り早く会話が成り立つくらいまでにはスペイン語(カタラン)を話せるようになりたい。
言語習得は終わりのない課題なので毎日気ままに頑張ります。

ここまで読んでくださった方ありがとうございます。
何気ない言葉がちゃんと届いているようでなんだか嬉しいです。
これからもきままに綴っていくので見守っていただけると嬉しいです。

Chao!

いいなと思ったら応援しよう!

Livingwithnature/Spain🇪🇸
どこかの誰かと繋がる場所。綴ることでいつかの誰かの助けになりますように! その気持ちが励みになります。ありがとうございます!