059. 写真散歩|バスティーユへピクニック
bonjour!🇫🇷 毎週金曜日更新のフランス滞在記をお届けします。
今日は休日ピクニックに出かけたバスティーユを写真と共にめぐります。
わたしたちが滞在していたグルノーブルのランドマーク的な存在、バスティーユ。かつては戦争の要塞として使われていたこの地が、今ではアルプスの山々やモンブランを一望できる市民の憩いの場所となっています。
山頂まではケーブルカーで登っていくことができます。グルノーブルにきたばかりの頃、日本から来てくれた友達ファミリーと共にシャボン玉型のユニークなケーブルカーへ乗って山頂へ出かけてみました。
この日はケーブルカーの乗り場とは反対側の山道から車で登りました。たどり着いた小高い丘から望む山々はまさに絶景。
普段暮らしている街がまるでジオラマのように小さく見える。
写真の中央やや左側にちょこんと頭を出している山はモンブラン。
雪化粧をした山々を見ると、長野で生まれ育ったわたしは、そこがたとえ見ず知らずの土地だとしても「あぁ、帰ってきた」という気分になる。
晴れてよかったね。持ってきた軽食をつまみながらちょっとピクニック。
山を眺めていると・・
白い子犬と仲良くなりました。
ずっとついて来る。
バイバイ、小犬さん。
ちょっと移動して要塞跡の博物館へ行ってみました。
中にはかなり生々しい戦争関連のものが多数展示されていて、むすめにはちょっと怖かったかな?
フランスではこういう戦争に関係する博物館が日本より多く、戦争をリアルに見つめてそこから学ぶ、という姿勢の強さを感じさせました。
博物館から出るとそこはまるで別世界。冷たく澄んだ空気と四方をぐるりと囲むアルプスの山々。
あれ、なんかきたぞ。
旧市街の方からシャボン玉たちがやってきます。
「前はこれに乗ってきたんだよ」と一生懸命話すむすめ。
さて、そろそろお腹が減ったので、腹ごしらえをしようということになり。
眺めの良いテラス席のあるレストランへ。
店内が混み合っていて中々オーダーできず、むすめの腹時計を考えて結局食事をせずに後にしたのだけれど、いつかゆっくりここでアルプスの山々を眺めながら食事をしたいなぁ。
寒くなってくると、大きな山をのぞみながらピクニックしたくなる。