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063. 左手の記憶|自宅に小さなアトリエができるまで②

一日一描。

今日の午前中は娘が保育園へ行っていていなかったので、お家をお掃除してサンルームのアトリエも整理整頓。

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収納棚を買う前に、まずは今使っていないものを取り除く。
上の写真の右側に階段上に積まれていた日本画の画材をよけました。
ここからレイアウトを考えながら収納棚の大きさなどをイメージしてみます。

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我が家の小さなサンルームのアトリエ。
入り口には一昨日むすめ画伯が作ったステンドグラス。

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障子を閉めても綺麗です。
家の中が整ったので、今日はこれから久々に身体を使ったワークをしました。

ユング心理学のアクティブイマジネーションという手法を使い、まだ言葉にならないイメージの世界へお出かけ。ちょっとした小旅行気分です。



今日のお題は「私のアトリエ」。

好きな音楽をかけて、身体を動きたいように動かし、「私のアトリエ」のイメージの世界へ。


しばらくイメージの中にいると、「温かい悲しみ」という言葉に出会いました。
先日二十四節気通信の「処暑」の項で浮かんできた言葉です。

その言葉はとても優しくて、慈愛ってこういう世界なんだなと思った。
特に今、寂しいとか悲しいとか感じる気持ちはなかったのだけれど、ポロッと涙が一粒出て身体がスッキリした。

自分の中でバラバラと生まれてきたもの同士が繋がっていくのが「私のアトリエ」なのかもしれません。きっと自分の中だけでなく、他者との間においても。

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ふと、ワークの中で出てきたイメージを左手で描きたくなった。
利き手ではない手から出てくる、意図のない生き生きとした線。
なにも作ろうとしていない、純粋な線。

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「私のアトリエ」「温かい悲しみ」「慈愛」は、水の中から立ち上がってくる花のイメージだった。

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