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まだ半年、あと半年
はじめに
Bonjour!
僕は今、JOCVの2022年度4次隊、障害児者支援の隊員としてセネガルに来ています。
セネガルのことやセネガル人のことを僕はまだ何も知らないし、本当のことは何も分かりません。
なので、セネガルに来た一人の日本人の勝手な感想や想いだと思って、読んで頂ければと思います。
Jour 534 - 616
10月8日 - 12月29日。
※もう少し早めに更新するはずが、いつの間にか年末でした。
タイトルにあるように、残りの任期が半年前後に書きましたが、すでに半年を切りました。内容含めて、書き直すのもあれなのでそのままでいきます。
見送り
10月21日。また一人。
セネガルに来てからお世話になってきた先輩隊員が日本に帰国しちゃいました。
ありがとうございました。本当にお疲れ様でした。
自分は2022-4次隊で、今回帰任したのは2022-2次隊の方。
やっぱり、これまでの先輩たちもそうだけど、寂しいなと。笑
任地も違うし、自分の任期中ずっと一緒に過ごしていたわけじゃないけど、色んな出来事を一緒に経験していればいるだけ、思い出もたくさんある。
自分より後に来た新しい隊員との出会いや一緒に経験すること。
自分よりも前の先輩隊員だけとの思い出や一緒に経験したこと。
昔話を聞くのって苦手な人が多いかもだけど、僕は割と好きなほう。
「あの時はこうだった。」とか先輩しか知らない事実があるし、「あれは楽しかったね。」って、先輩たちと一緒に分かち合えるのはなんか好き。
今は、帰国する人たちからの一言メッセージを集めていて、それらが溜まっていく寂しさはありつつも、それが増えていく嬉しさや次に会う楽しみが、僕にとってのモチベーションです。
メッセージを集める前に帰ってしまった先輩たちには、日本に戻ってから会いに行って、集めたいなと。
ずっと日本で、しかも同業種や同地域の人たちと過ごしてきた中で、訓練所やセネガルに来て、色んな人たちに出会いました。
だからこそ、「誰かに会いに行く旅」が、今後できるのかなと思うとワクワクします。
それと同時に、自分の帰任が着実に迫ってきているのも、感じています。
予定では、あと半年。(最初に書き始めた10月下旬では。)
※今は半年を切りました。(12月下旬)
報告書も全部で5号まであるうちの、4号報告書を書き終わりました。
色んなことがあるけど、目の前のことをコツコツ取り組んでいこうと思います。
夢の先
前回の記事で、「大学院の書類を提出した」と書きましたが、訂正です。笑
提出期限前に、セネガルから日本に送ったのですが、日本に届いたのが期限後だったので、提出できませんでした。笑
ただ、次の募集も年度内にあるので、その時に改めて、期限内に提出できればと思います。
まさかの結末でしたが、いい意味で捉えたいと思います。
もう一回、提出書類を再考して、提出できるように準備します。
(ここまで、10月下旬ごろ)
いやぁ、本当に提出期限に間に合わなくてよかったなと思います。
出せていたら、絶対に後悔していたなと。
ということで、もう一度ゼロから書き直しました。
志望する大学院の先生や、ありがたいことに色んな人たちに繋いでもらって、たくさんのアドバイスをもらいました。ありがとうございます。
まだまだモヤモヤも残るし、完璧ではないのは確かですが、「研究計画書としてはOK」とゴーサインも一応いただきました。
そんな意味でも間に合わなくて良かったし、時間をかけて良かったなと。
あとはこれから提出書類をもう一度まとめて、見直して提出するだけです。
今度はちゃんと届くといいなと笑。
まぁそれも含めて、合格できるかは自分次第だと思うので。
引き続き、自分で引き寄せられるように頑張ります。
それに、たとえ不合格だったとしてもやりたいことはあるので、それをやろうと思います。
大学院に合格することが目標ではないので、自分の目標や、やりたいことに向かって、これからも頑張ります。
まだ半年、あと半年
自分の任期も残り半年を切りました。これを書いている今(12月下旬)だと、5ヶ月切りました。笑
実は、任期の延長を考えていました。
きっかけは、バカンス前の配属先との中間報告の場で、「もう少し長く活動できないのか」と配属先長から言葉をもらったことです。
バカンス以降も同僚たちは「来年帰るのか?」「お前はここにいたくないのか?」「俺たちに会いたくないのか?」などなど、重たい彼女みたいな言葉をちょこちょこかけてきます。笑
お世辞や、ただの言葉として言っている部分もあるかと思いますが、素直に僕は嬉しいです。
もちろん、僕の意思も伝えています。「そりゃ残りたいよ。ここにいたい。」って。「でも、2年って決まっているし、延長は僕が決めることじゃないんだよね」と。
しんどいことや辛いこと、「早く帰りたいなぁ」と思うこともたくさんある中で、その言葉ひとつで、「僕はここにいていいんだ」、「マンパワーかもしれないけど、必要とされているんだ」と思えます。
そんなこんなで、僕自身が新規の隊員であったこと、後任が決まっていないこと、過去のセネガルにおける「障害児・者支援」の隊員で1年以上活動をした人がいないこと(これまではコロナや、全員短期だったため1年のみしか活動できていなかったため)、学期の途中で帰任することの中途半端さなどを鑑みて、「学期末までのキリのいいタイミングまで、任期を延長する」ことを担当のVCさんに相談していました。
そこから先は、僕の範疇を越えるので、どうなろうと任せていましたが、終わりが決まらず、フワフワしていたのもありました。
隊員仲間には、現状は伝えていましたが、確定事項ではなかったので、近しい人たちには、確定してから言おうと思っていたので、言えていませんでした。すみません。
まぁ、そんなこんなで色々あって、延長が決まればラッキーかなと。
そして、予定通り?4月中旬の帰国となりました。
今は、とてもスッキリしています。
自分ができる範囲のことはしたので。
おしりも決まったというか、改めて、終わりがハッキリしたので、そこに向けて今できることを続けていきたいと思います。
「まだ半年ある」なのか、「あと半年しかない」なのか。
その時々の自分の都合のいいように解釈して、「まだ半年かぁ」と思う時もあれば、「あと半年かぁ」と思う時もあります。笑
これまでの1年半も同様で、「あっという間だった」とも、「長かった」とも思います。
残りの半年も同じだろうし、帰国してからも同じように感じると思います。
なので、
後悔のないように楽しむこと。
感謝を忘れないこと。
セネガルに来る前も同じでした。
職場を退職すると決めてから、実際に退職するまでの月日。
グローカルプログラムでの3ヶ月間。
訓練所での日々。
いろんな区切りと、終わりが決まった中で、残された月日や日々で意識したことを思い出して、ここでの時間も大切にしたいと思います。
2024年
2024年、この1年間をセネガルで過ごしました。
任国外旅行も僕は行っていないので、ずっとセネガルです。
初めて、日本以外の国で1年間を過ごしました。
2023年12月31日-2024年1月1日。
先輩隊員や職員さんたちと年越しを過ごしながら、今年を迎えました。
カウントダウンをしたり、初日の出をアフリカ大陸最西端から拝みました。
そんな楽しい会の端っこで、今年1年(2024年)の抱負を考えてました。笑
「セネガルで丸1年過ごすこと」は頭にありましたが、当時はまだ経験したことのない「ラマダン」や「大統領選挙」などなど。
どんな一年になるのかさえ、予想できなかったことばかりでした。
それでも「隊員という肩書きで丸1年を過ごすことができるのは、この2024年だけだなと。」
そして「そんな2024年が終わったら、ラストスパートなんだな」と耽っていました。
特に具体的な抱負や目標を定めたわけじゃありませんが、今まさに、年明けに思っていた瞬間に直面しているんだなと。
いろんな想いが交錯しますが、セネガルで過ごす残りの日々も、たくさん笑って、たくさん楽しんで、たくさん困って、たくさん悩んで、たくさん汗をかきたいと思います。
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2024年にお世話になった皆さん。
今年もありがとうございました。
良いお年をお迎えください。
来年も引き続き、よろしくお願いいたします。