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What about「Captain-Deep」?
どうも。Live Terryです。
普段は、漫画を描いたりフィギュアを作ったり、オモチャ買ったりゲームしたりしている、そういう男です。どうぞよろしく。
さて、この記事ではタイトルにもあるように私のとある作品群とその概要について、皆様にお話させていただければなと思っております。こういうモノ作ってます、という一人喋りにはなってしまうのですが、お暇でしたらどうぞお付き合いくださいませ。
・「Captain-Deep(キャプテン・ディープ)」とは?
さっそく本題に入らせていただきます。
「Captain-Deep(キャプテン・ディープ)」とは、私が2014年から個人的に継続している創作活動のタイトル及び登場人物の名称です。以降、時系列順に同作品の概要及びこれまでの道のりを解説していきます。
・始まり 〜王子の上陸〜
2014年、当時中学生の私は、所属していた美術部の活動の一環である展覧会にて、自作の漫画作品を発表させていただきました。それがこちら。
「キャプテン・ディープ(the Captain・Deep)」
海底に存在する人類未踏の王国「ネオポセイダム」の王子アズマ・ヒカルは、海の生物の多彩な能力をその身に宿して悪と対決し、水の世界の平和を守るスーパーヒーロー。この作品の物語では、密かに地球征服を企み暗躍していた実父の計画を暴き、世界に平和を取り戻すキャプテン・ディープの活躍が描かれています。
というのが主な概要であり、この作品は以降続きのない読み切りのお話です。肝心の漫画自体は当時の私のお世辞にも上手いとは言えない画力と、読み辛い画面構成で描かれた代物なので中身をお見せすることは今は避けておきますが………
海洋生物の姿かたちを抽象的、記号的に解釈してキャラクターデザインを構築する方法論や、水の世界を守護する戦士という基本フォーマットは近年の私の作品にも引き継がれています。
・新たなる戦士 〜シデン、発つ〜
時は流れ(?)2018年末頃。愉快な浪人生活を謳歌していた私ですが、「大学も決まったし、これを機に『キャプテン・ディープ』のリブートでもやるか」という考えを起こします。
4年前に発表したキャプテン・ディープの要素を取り入れつつも、全く違う世界観のテイでリメイクをしよう!と意気込んだ私は、新たなキャラクター、新たな物語の制作に取り掛かることにしました。
そして2019年春、こんなん作りました。
新たな「キャプテン・ディープ」の世界観をイメージしたキービジュアルです。おや、画面に描かれたキャプテンとおぼしき人物の外見が随分変わっていますね。
それもそのはず。ヒカル王子に代わる新たな主人公が以降の作品ではメインで登場します。
青い甲冑が特徴的な男性のキャプテン・ディープ「シデン王子」と、
貝類を思わせるドレスが特徴の女性のキャプテン・ディープ「サフィア姫」の、二人の主人公を考案しました。
そして、二人のヒーローと対決する敵役として、
赤いスーツに身を包んだキザ男「ローク」と
その相棒となる女戦士「マヤ」なるキャラクターを考案。計4名のメインキャラクターを用いて展開する作品群というフォーマットを新たに作りました。
(2020年春制作のイメージビジュアル)
その後、紆余曲折ありキャラクターのビジュアル変更や微細な設定変更等ございましたがそんなんいちいち書いたらキリ無いので、大まかな概要を以下に記述します。
"未来の地球、人類未踏の海底王国「ネオポセイダム」を滅ぼし海の世界を征服すべく、悪の帝王「ヤマタノキング」が行動を開始。ロークとマヤはヤマタノキングの指令を受け、彼の完全復活に必要な秘宝「オーブの破片」を探し世界の海へと繰り出した。ネオポセイダムの王子シデンと、その親友サフィアはこの侵略作戦を打ち破り、水の世界の平和を守る試練の旅に出ることとなった。"
というのが主なストーリーであり、ここで出てくる「ネオポセイダム」は前項「・始まり」で記述したネオポセイダムとは一切繋がりのない完全な別世界に存在する同名の国、という風に認識しておいていただければ幸いです。
・旅が始まる 〜私とキャプテンの冒険〜
2019年に大学に入学したのを機に、様々な形で「キャプテン・ディープ」にまつわる作品を作ってきました。一つ一つをゆっくり説明すると長くなってしまうので、代表的な物を選び出しざっくりいきます。
絵を描いたり
フィギュアを作ったり
アイデアスケッチを描き溜めて世界観のイメージを形にしていったり
CGで造形したり
銅版画にしたり
フィギュア改造したり
といった感じで、様々な媒体で自分のキャラクターを用いた表現を行うことをテーマに創作活動を継続してきました。
キャラクターの容姿や作風がコロコロ変わっていくのも、私自身の美意識や思考の変化の反映と捉えながら楽しんでいます。大切なライフワークとして、できれば死ぬまで継続したいですね。
・7周年 〜新たな旅路へ〜
2021年3月、「キャプテン・ディープ」シリーズは生誕7周年を迎えました。はっきり言って名の知れていない作品群ですので、ぶっちゃけ「だから何やねん」レベルのお話なのですが、私の中で「7」という数字はキャプテン・ディープに関する大切な数字であり、このタイミングを一つの節目と考えております。
そんな2021年なので
はい、忘れてないですよということでヒカル版キャプテン・ディープのイラストとフィギュアを制作しておりました。
改めて自分の原点とも言える作品を振り返ると、当時の私の夢や制作にかけていた思いを再認識することができ、様々な発見がありました。
しかし、せっかくのキャプテン・ディープ7周年、こうして過去を振り返るだけでは終わりません。
積極的に新しい作品に挑戦していくため、ギリギリまで制作を続けております。その中で完成させたいくつかの制作物については2022年より随時公開する予定です。
2022年も、私とキャプテン・ディープの冒険の旅は続きます。今後もよろしくお願いいたします。
ほなまた。長々一人で喋ってごめんね。