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バスケットボール指導者マニュアル 4 選手としてのマインド

身長だけでは、上手いとは言えない

身体的なものだけが優位とは言えない。

バスケットボールのフィジカルとは、高いパフォーマンスを発揮するために必要な身体能力を指します。バスケットボールで必要なフィジカルには、次のようなものがあります。

持久力、瞬発力、柔軟性、調整力、ジャンプ力、 体幹。

バスケットボールでは、技術や戦術に加え、多様な身体能力が求められます。また、バスケットボールのプレーでは、大胸筋や上腕三頭筋、前腕屈筋群などの腕の筋肉もよく使われます。

バスケットボールのフィジカルを強化するには、食事や栄養も重要です。バスケットボール選手は、炭水化物でエナジーを確保し、タンパク質(プロテイン)で筋力を増強しましょう。また、食事回数を1日4〜5回に増やし、軽食も1〜2回食べるとよいでしょう。

バスケにはさまざまな要素が求められます

  • ボールスキル

  • スピード

  • 高さ

  • 強さ

何か一つでも欠けていると、そこを突かれるオールラウンドな力が求められるスポーツです。
その中でも、どの試合でも常に同じように発揮することができる「接触(コンタクト)の強さ」について解説します。

接触の強さとは

出力の最大値が筋肉量で、出力を調整するのが身体操作の技術であり、単に力が強いだけではダメで、当たり方や重心移動の上手さも重要です。
バスケは、常にコンタクトが発生するスポーツなので接触の強さを理解し、発揮することは非常に大切です。

オフェンス時のボディコンタクト

オフェンス時は、

  • シールをしてボールをもらう

   シール(面取り)・ポストアップSeal / Post Up. ディフェンスに体を
   密着させ、自分の体を壁のようにして、面を取る。 ポストアップ時の
   技術。


  • ドライブで押し込む

ドライブは、ドリブルでディフェンスを抜いてゴールに向かうプレー
のことです。 ボールを奪われたなど、結果的にディフェンスを抜け
なかったとしてもドライブと呼びます。 
ドライブが決まれば、そのままシュートを打ったりディフェンスを
動かしてフリーの選手を作ったりと、攻撃の幅を広げられます。


  • ポストプレーでぶつかり合う

ポストプレーとは? ポストプレーとは、相手ディフェンスを背中に
して、ボールを受けてから始まるオフェンス側のプレーのことです。 
センターやフォワードなどのポジションのプレーヤーがよく使う攻め
方の1つです。
 プレーをする位置によって種類が分けられており、色々な場面で
ポストプレーが用いられるようになってきています。

など、リングに近づくためにはディフェンスとの接触は不可避です。
ボールを扱いながらぶつかるので普段通りの接触は難しいですが、
ポールハンドルを組み合わせた身体操作の練習をすることで、
ボールを持っていない時と同じような力を発揮することができます。
また、リングに近づくと絶対に接触はあります。
その時に、体でスペースを作ることでディフェンスを遠ざけたり、
ブロックにくる手をオフハンドで守り抜いたりも必要とされます。

コンタクト、筋力だけでなく技術も問われます。

バスケのキャリアとセンスと努力について

思い出、
中学一年の時、同級生に178cmの子がいました。彼は小学校一年から
一番後ろにいました。

彼は当時の健康優良児でした。僕から見れば、背か高いこと
ということだけでしたが、周りは特別あつかいです。

今でもいるのではないかと思う。

彼は、一年から体育館で練習させてもらっていた。

だから、同級生でも一緒に練習したのは、二年生になってからだった。
体が大きく、身長も体重も差がある。

そういう意味では、羨ましかったね。

僕らの初めての大会は、新人戦という三年生が終わった後です。

優勝するつもりで臨んだ、それは彼がいるからきっと勝てるだろうと
思っていた。

M市のベストフォーにいつも同じ中学が出てくる。
僕らの先輩は、いつもベストフォーで終わっていたが、

高校では、優勝する高校へ行く先輩がいた。

そんな先輩たちが、教えに来るのですが、中々優勝する機会が
ない状態でした。

ですから、一年から先輩とやっていた、彼がいるのだから、
勝てると思っていた。

しかし、再々延長の末、ラスト30秒で、ハッキングを
僕は取られてしまいました。
これで、フリースローが入って終了です。

それがあったので、負けるという事を知りました。
そして、負けたくないと思い、どうしたら、負けない
チームになるか、チームメイトと考えました。

結論、余分に練習すること、これが答えです。

それから、新人戦で負けたチームと練習試合を二度行いました。
一勝一敗でした。しかし、この一敗には僕は出ていません。
都合があって、二試合目に参加しました。

それから、無敗を続けました。

しかし、記憶には多くが、例の彼が残るようです。

チームが勝てば誰がヒーローでもよいのです。

キャリアは、あったほうが良いと言えますが、必ずしも
絶対ではない。

一年が終わり、やっと先輩から解放される頃、同級生が入部してきた。
ちょっと、きになる、それは先輩にしごかれないという狡さを
感じたことである。

でも彼は、遅れた分何とかしようと頑張っていた。
だから、チームに溶け込めたと思う。

それは、最後の大会で僕が絶不調の時、彼が代わりに出て、
いい試合をやってくれた。

また、準決勝の時、例の彼が、開始五分で4ファウルをしてしまう。
しかも相手チームには、我がチームの彼と優劣を争う選手がいた。

大黒柱的な彼がいない試合をしたことがないので、そう意味では、
心細くなる心境であった。

しかし、やるしかないと思いゲームを続けた。

ところが、いつもより広いコートで爆発的なシュートが
入りだし、大差で勝ちました。

これは、チームが負けないための努力とバスケのセンスを
磨いてきた証拠である。

そういうわけで、身長がなくても、センスがなくても、
負けないマインドと努力があれば、目標を達成することができる。

という事になります。

指導者は、自立したチームが作れれば、最高だと言えます。

個人個人が自立することで、チームも自立してくるのです。

自立したマインドがあれば、余分な練習は楽しみとなる。

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