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霞が関飲み会事情

 私が最初に来た時には、まだコロナの影響もあってか歓迎会はありませんでした。

その後少しずつ飲み会が開かれるようになってきました。

 とはいえ、国会期間中は待機などもあるので、待機の人はお留守番して早く終われば合流する感じです。


 だいたいは、庁舎から歩いて行ける範囲のお店です。この前は、中華で飲み放題付3,600円でした。びっくりして幹事に飲み物ついてなんじゃない?って聞いてしまいました。上司からとにかく安いお店にしてくれと要望があったそうで、切なくなりました。

 そして基本割り勘。おそらく上司よりも私の方が給料が多いから割り勘で全然かまわない(むしろ気楽)し、たまの飲み会だったらちょっと美味しいものを食べたいなと思うのですが、なかなか叶いません。若手は残業代が多いのでそこそこ稼いでいると思いますが、管理職になると残業代が無くなってしまうからなかなか厳しいのだと思います。お金を稼ぎたい人はそもそも官僚にならないというのはあるものの、天下り先があって初めて生涯年収が妥当になってくるのではないかと思います。一般の平均年収よりもらっていると批判されがちですが、そもそも学歴が一般のはるか上ですし、そこにいくまでに学費なども相当かかっているはず。優秀な人が官僚にならないと国の将来も心配になるので、必要な所にはきちんと投資をすることを考えて欲しいです。

 ちょっとそれてしまいましたが、職場の人間関係を円滑にするであろう飲み会(しかも1年に1,2回くらいしかない)にお金の心配をしなければならないのはなんだかなと思ってしまいました。


 飲みにケーションは時代遅れという考えもあると思いますが、私自身は普段仕事を進めるうえでできない話をしたりその人となりを理解するのに有用だと思っています(必ずしもアルコール無くてもよくランチとかでもいいと思いますが)。むしろコロナ以降オンラインでの会議などが増えて、会議の合間の雑談が無くなった分同じ空間で時間を過ごすことに意味があると思います。オンライン飲み会は何度もやったことがありますが、ブレイクアウトルームで少人数で話せても時間がきたら強制的に戻されたり、クイズとか盛り込みすぎて話す時間が無かったりと面倒くさくなってあまり参加しなくなってしまいました。

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