サッカー日本代表について語る⑤
今回はワールドカップの日本が入ったグループステージについて考察したいと思います。
ぶっちゃけ、予選突破は難しいと考えます。何故なら、W杯優勝経験国であり、かつ優勝候補のドイツとスペインが同居しているため。単純な話ですね。
このグループステージは非常にわかりやすく、ドイツとスペインが本命でコスタリカと日本が対抗馬でしょうか。日本が対抗馬といえる程実力があるのかわかりませんが。
グループステージの対戦国には、共通点があります。ゴールキーパが日本以外全員名手であることです。グループステージ突破はおろか、3試合とも無得点で終わる可能性もあります。ドイツとスペインがいるのでゴールキーパ以外にも有名な選手がたくさんいるのですが、ここは、対戦国のゴールキーパを紹介したいと思います。
※対戦国ゴールキーパ紹介
マヌエル・ノイアー (ドイツ代表/バイエルン・ミュンヘン)
言わずもがな世界最高のゴールキーパといっても過言ではないでしょうか。守備範囲の広さは圧巻であり、ペナルティエリア外を躊躇なく飛び出してピンチを未然に防ぎます。また足元の技術も長けており正確なフィードからチャンスを演出する事が出来ます。ゴールキーパ大国と言われているドイツではノイアー以外にもテア・シュテーゲンやケヴィン・トラップなどタレントがいるにもかかわらず2010年のW杯からほぼ不動のスタメンであり、現代表のキャプテンも務めてます。
日本とのつながりは、シャルケ時代の内田選手とのエピソードが有名ではないでしょうか。
もう本当に人格者だなって思いました。東日本大震災が起きて10年以上経ちますが、未だ現役で強豪バイエルン・ミュンヘン所属の代表キャプテン(現在)ですよ。凄くないですか。
マヌエル・ノイアーのセーブ集をどうぞ。
ドイツに関しては、前回大会でグループステージ予選敗退しています。しかも3戦目の韓国に負けているので、同じ轍は踏まないでしょう。初戦になるので、日本をしっかりと分析し、万全な状態で来る事が考えられますね。
ケイロル・ナバス (コスタリカ代表/パリ・サンジェルマン)
抜群の反射神経とセービング技術を持っているゴールキーパであり、なんといっても実績が凄いです。世界最高のクラブと言われているレアルマドリードでクルトワが加入するまでは絶対的な守護神であり、史上初のCL3連覇に貢献しています。現在はメッシ、エンバペ、ネイマールなど有名選手たちが集うパリサンジェルマンに所属しており、活躍しています。
ケイロル・ナバスのセーブ集をどうぞ。
コスタリカに関しては、2014年のW杯のグループステージでウルグアイ、イタリア、イングランドと同居し首位通過しています。ベスト16でギリシャを下しベスト8まで進出した経験があるので決して侮る事が出来ない相手となりますね。
ダビド・デ・ヘア (スペイン代表/マンチェスターユナイテッド)
2011年にマンチェスターユナイテッドに入団し、現在もユナイテッドで活躍中のゴールキーパです。PKストップが苦手。長年代表でも正ゴールキーパだったのですが、最近は選外になる事もあり、本大会で彼が選出されるかはわかりません。しかし、セービングに関しては定評があり、インパクトに残るシュートストップが多く、クラブ内での年間最優秀賞を受賞し、ファンから愛される選手です。
ダビド・デ・ヘアのセーブ集をどうぞ。
スペインに関しては、前回大会はベスト16止まりとなっており、今大会は上位進出を狙いたい所でしょうか。日本とは東京オリンピックの準決勝で戦っており、W杯で再び相まみえます。
W杯は優勝候補の敗退やサプライズなどがあるため、何が起きるのかわからない大会だと思います。可能性はゼロではありません。日本代表も前回大会のようなサプライズを起こしてもらいたいです。
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