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全員地面に伏せろ!

何年か前にクリニックの入口でガソリンをぶちまけて火を放ち…
恐ろしい放火事件が起こりましたね。
あの時は、二十数名の犠牲者が出たのを覚えています。

火事で逃げ場を失ったときは、絶体絶命です。

火事にあった時、生き延びるにはどうしたらいいか検証します。

ここにデータがあります。
「焼死」の中身を分類すると、
  ① 炎で焼ける
  ② 熱風で焼ける
  ③ 煙で窒息する
  ④ 煙で気道熱傷を負う
ですが、

実際の火災現場で焼死と判断された事例のうち、その大部分は炎ではなく煙が原因になっていたのです。

「一酸化炭素中毒・窒息」と「火傷」

ということは、
熱気と煙で息が出来ずに死ぬ確率が圧倒的に多いのです。
だから、煙のことをよーく知っておくべきです。

まずは、
当然ですが、煙は上に行きます。
そして熱いです。
化学物質を含んでいるので有毒です。
さらには、煙の濃度はメッチャ濃いです。
立っていたら、確実に煙に巻かれます。

最初に目が見えなくなり、
  次に息ができなくなり、
    涙が止まらなくなります。

こうなったらほぼ、おしまいです。
スマホも見ることはできません。

だから、絶対に立っていてはダメです。
地面に伏せましょう。
そこにいる人たち全員で伏せた方がいいです。

立ったまま移動すると煙が撹拌されて、せっかく伏せて煙をよけているのに煙があなたを襲ってきます。

そこにいる人たち全員で伏せましょう。

そして、逃げ道を探りましょう。

壁をさがしましょう。
視界はありませんから、壁伝いです。

わたしに言えるのはそこまでですが、
何とか生き延びたら、…
鶯谷で一杯やりましょう。

100Love

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