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6歳だった自分へ送る手紙
先日友人が講演会を開いたので参加してきました。
そこで、ワークセッションがあり
「6歳だった自分に手紙を書いてください。」
ということで、書いてみました。
6歳だった自分はどんなだったか?
思いを巡らせてみましたが、鮮明な記憶はたった一つ。
小学校の交通公園でケンカしている友達二人をランドセル越しに抱きしめて、
「仲良くしろよ、人は皆いつか死んじゃうんだから」
当時のわたしは、
「人はいつか死ぬ」
というどんな人とも永遠の別れがやってくることに
痛切な寂しさと哀しみを感じていました。
(今思うと不思議なのですが自分の死は考えていませんでした。)
だから、いつか死ぬんだから、
(生きている間)人は仲良くしなくちゃいけない。
そう思っていました。
毎日の通学で上級生らと分団をつくって行くのですが、
彼らを見ていてこの人たちもいつか死んじゃうんだと思うと
悲しくて悲しくて涙することしばしば、
時々上級生に見つかり、お前なんで泣いてるんだ?
と言われても、
「人はいつか死ぬのが悲しくて泣いてる」と
答えたとしても絶対に分かってもらえないと思ったので
黙っていました。
変な奴だと思われていたでしょう。
さて、そんな6歳だった自分への手紙を書けという。
いろいろ考えを巡らせてみましたが、
一つだけ確信できたことがあります。
それは、今もそのスピリットは変わっていないということです。
「みんな仲良く」
仲良くしない奴は死ね!みたいな。
そんな風に常々感じています。
「6歳だった自分へ」
君のスピリットは素晴らしい。
その優しさは本当に大切なものだ。
だけど、人の行いは気持ちとは逆で、ぎまんとうらぎりばかりで、そうはならないことだらけなんだよ。
残念ながら君の思うような世界が来ることはないけど、
そんなことはどうでもいい。
君が君らしくいることが最も大切なことなんだ。
君のスピリットは素晴らしい!
だからそこは、一歩たりとも引くな!
譲らないことだ!
そこから、世界に愛が満ちていくからね。
みんな仲良くするべきなんだよ。
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