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今年は目標の立て直しからスタートする

あけましておめでとうございます。
少し遅くなってしまいましたが、今年もよろしくお願いします。

さて、去年はこっそり年女をやらせてもらっていた。
私は早生まれなので、同級生の多くが卯年生まれの中で辰年生まれな訳だが、幼い頃は卯年を羨んだこともあった。
うさぎはとっても可愛いので。
しかしドラゴンという存在をかっこいいと思う年齢になって以来、辰年生まれに誇りを持っている。
どう考えても1番かっこいいし強そうなので、今は辰年に生まれただけで勝ちだろとすら思っている。
そしてそんな私も無事に新しい年を迎え、今年は巳年、25歳になる。

ところで、私は中学生くらいからある目標を立てていた。
それが、25歳に見た目のピークを持っていきたいというものだ。
そのために逆算して歯の矯正を始め、結果25歳を迎えようとする今、歯並びはかなり良い状態だ。
しかしこう、25歳まであと2ヶ月と迫って思ったが、目標達成は結構無理そうだ。
そもそもなぜこんな目標を立てたんだったか。
私はこれまでずっと顔や見た目が幼いと言われてきた。
中学時代は小学生、高校時代は中学生、大学時代は高校生に見えると言われて、どんだけ垢抜けないんだといつも頭を悩ませてきた。
それもあり当時の私は、若さと大人っぽさをちょうど兼ね備えられるのが25歳くらいと見積もったのかもしれない。
それが蓋を開けてみたらこれだ…。
全ッ然垢抜けてない。
見た目で変わったところと言えば歯並びだけだ…。
情けねえ…。

そう思う反面、人生100年時代と言われる今、4分の1で見た目がピークを迎えるのは早すぎるのでは…?と思い始めている自分がいる。
今思うと、中高生の頃の自分は、自分の人生がうまいこととんとん拍子で進んでいくと信じて疑っていなかったのだろう。
想定が甘すぎるだろと振り返って思う。
というようなことを言ってみる。
…過ぎ去った時というのは本当に短く感じる。
気持ちはまだ18くらいにとどまっていて25にピークを〜と言い続けていたら、もうその25も目前だ。

このように、人は遠い目標と思って立てたものも、近くに迫ってみると、いやいや早すぎる、見積もりが甘かったなどと昔の自分を否定するが、否定すべきは本来今の自分だ。
中高生の時から、本気でピークを25歳に持っていこうと努力し続けていたら、ピークかどうかはともかく、今とは見違える姿になっていたことだろう。
それを忙しかったとか、色々大変だったとか、そう言って垢抜けない自分を慰めているのはかなり悪手である。

と、自分を叱ったところで、次の手を考えよう。
人は時には逆らえず、前にしか進めない。
あと2ヶ月で25歳になるが、ここまで怠惰に過ごしてきたものを経ったの2ヶ月で満足いくまで磨くことはかなり難しそうだ。
そのため一度、昔の自分が立てた目標を考え直し、作戦を立て直してみる。

そもそも、私の中に浮かんでいる、ピークも持ってくるってどうなのという疑念があるうちは目標として成り立たない。
これについてはもう一度練り直させてほしい。

まずピークということは、その後右肩下がりになるということでもあるだろう、それは良くない。
25まで急激に上がって、その後死に向かって右肩下がりでは面白くない。
高校の世界史の授業で、その国が最も繁栄した最盛期の皇帝は、最盛期を終わらせた張本人でもあるという話を聞いて、妙にハッとしたことを思い出す。
ピークであるということは、それより上はないということだ。
ピークを定めるのはあまり今の私の好みじゃない。

じゃあ考え方を変えて、生まれて子供時代を過ごし、大人の仲間入りをした先の集大成とするのはどうだろう。
誕生してから家族や友人、周りの大人たちのおかげで、豊かに平和に子供時代を過ごさせてもらった。
中学高校大学と進むにつれ、辛い経験や挫折をしながらも、大きく落ち込むことなく青春時代を謳歌した。
社会に出て、大きな挫折と落ち込みを経験して、大人になるということの厳しさも少し味わうことができた。
そうして立ち直りの最中、というのが今の自分だ。
それなら完全に立ち直り、自分というものを手に入れて、自分に誇りを持てるようになるというのが今私が立てるべき目標かもしれない。
よーしこれでいこう。
ピークを持っていくのではなく、子供時代の集大成となる姿になることを目標にしよう。

次は時期を定めよう。
先ほども述べたが、25歳に近づいてみると結構早すぎる感じもする。
子供から見た25歳はそれはそれは大人びているが、実際なってみると子供もいいとこだ。
これは完全に個人差ありだと思うが、特に大学に4年通い、4年間を楽しむことに全振りした私は、かなりスローペースで大人になっているように思う。
その楽しい4年のうちに少しでも自分磨きに重きを置いていなかったのは完全に自分の落ち度であるが、まだここから頑張れば若者としての集大成を飾れる見た目を手に入れることも出来なくはない。
早々に社会に出て、立派な大人になって、人生の次のステージに進んでいる同級生達を見ると、とても気持ちが焦るが、自分には自分のペースというものがある。

ということで焦らずに現実的に考えてみると、現在は24歳10ヶ月で、社会人としては今年の4月で丸3年。
まだまだ大人が何かわかっていない。
この状態で見た目だけ大人になるのは個人的に嫌だ。
見た目から入るのも良い考えだと思うが、ちょっと納得がいかない。
そう考えると、無理やり短期間の突貫工事を行うよりも、少し期間を設けて自分の気持ちと共に外見を整えるのが性に合っていそうだ。

とはいえ、時間は残酷で人の一生は儚いらしいので、何かを基準に期日を設ける。
それでは、ガタガタだった歯が綺麗に並んだ期間にするのはどうだろうか、
私の歯並びは約2年半ほどで気にならないほどのそこそこの仕上がりになったと記憶している。
自分の歯にできたことが自分自身にできないわけがない。
ということで、期日は27歳と半年くらいにしよう。
字面を見ると、若者の集大成と呼ぶにはちょっと遅くないかと思う人もいるかもしれないが、私には断言できる。
このまま行くと27歳の私は、普通の大人どころか、ただちょっと衰えただけの子供になる。
垢抜けた経験もないまま、ただ老化していくだけの悲しいモンスターと化してしまう。
そうなるくらいなら多少遅かろうが磨いてみるに越したことはない。

ここまでで、目標は定まった。
27歳と半年を迎える頃に、外見・内面共に若者時代の集大成と呼べる姿になる。
これでいこうと思う。
異論を聞くと全体的に揺らぐので、とりあえず異論は認めないスタンスでいかせてもらう。

それでは、最初の一手はどう打つか。
何も調べなくともわかるが、いきなり金をかけるのは悪手だろう。
まず私は生活習慣という土台が固まっていない。
仕事が安定し、そこそこ生活リズムは整い始めているが、食生活や帰宅後の行動があまりにも良くない。
そのためまずは、食生活を改善すること、帰宅後のムーブを見直すことから始めよう。
恥ずかしながらこの24歳成人女性、野菜を取るとか、帰ってすぐメイクを落とすとか、寝る前にゆっくりシャワーを浴びるとか、適度な運動をするとかそういうところが全然できていない。
今上げたこれらを改善するだけでそれなりの成果は得られそうだ。

そして同時にやるべきことといえば、外見の磨き方を覚えることだろうか。
これまた恥ずかしながらこの24歳成人女性、あらゆる外見の磨き方の知識がまるでない。
ある占い師の方に、私は人からものを教わった方が覚えが良いタイプだと聞いた。
せっかくなので詳しい友人やYouTubeに頼って今更ながら勉強しようと思う。
みなさん、ご教授願います。

最後に、これは何をするにもだが、お金を貯めなければならない。
土台が整い、いざ外見を整えるためのお買い物を、となった時にお金がなければ何もできない。
その時に備えてもう少し考えながらお金を使って、そして毎日頑張って働いていこうと思う。

…かなり厳しい戦いになりそうだ。
2年半でやることが多すぎる。
それでも、これに限っては今やらなければもう二度とできないことだ。
まだ幸いあまり実感してはいないが、生物には老化というものがあり、人間は一般的にどうやら25歳くらいから色々と衰えていくらしいので、本格的にうかうかしていられない状況であることは自覚している。
見た目を磨いた先で何かを得ようとは思わないが、27歳の自分の満足のためだけに、全力を尽くしてみようと思う。

今後色々な人に教えを乞うたり協力をお願いしたりすることがあると思いますので、よろしくお願いします。
がんばります。

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