自称進学校体験記

自称進学校とは
「指導熱心であるあまり、悪気なしに生徒の大学受験を妨害してしまう学校」のこと

https://toyokeizai.net/articles/-/513404

と大学受験の指導塾でCASTDICE TVというYoutubeチャンネルを運営する小林尚氏は定義づけている。
なるほど私も高校時代は自身の出身校についてそのように思って大いに悪口を言っていたものである。記事本文にもある。古文の教科書丸写しなどの意義の薄い課題が大量に出るというのも割と記憶に残っている。
では具体的にはどのような特徴のある学校なのだろうか?
授業をしない塾としてフランチャイズ展開に成功している武田塾のブログによると

  1. 勉強編

    1. ➀偏差値は60~65ほど

    2. ②勉強面でのルールや独自の勉強方法に厳しい

      1. 授業態度に厳しい

      2. 自分独自の勉強方法に否定的

    3. ③国公立大学を受験させたがる

    4. その他の闇

      1. 難関大学受験のサポートが不十分なことが多い

  1. 学校生活編

    1. ④学校生活での校則やルールに厳しい

出典


なるほど私の母校は全て当てはまる。
勉強系の課業や、行事が多いにも関わらず進学実績で成果が伴っていない学校で校則も厳しかった。
カーディガンなどの持ち物を校則違反として職員が没収し返してくれなかった例もあるらしい。(何でや返すのが当たり前やろ、さては職員の中にヤフオクなどでJK使用済みとして変態に高値で売っているに違いないとか当時は戯言をいっていた。)

令和でtwitterや勉強系のSNSの発達でこの辺の格差は是正されるもんだとかってに思っていたが10年後も同じような問題が解決されずに残っているとは時代や社会の求めるものの変化とは裏腹に学校教育の旧弊の多さは不変はなんだか安心したような、あきらめと安心を感じるようなである。


しかし、自称進学校という特殊な宗教の下で異なるバックグラウンドを持ち、様々な志向でそれぞれの道を進みともに睦んだ仲間との思い出は中々鮮烈に残るものである。

難関大志望にしろ、高校生活エンジョイ勢にしろ、なるべく自称進学校には来ずに緩い学校に通うべきではあると思うのだが、受験業界や、インターネット掲示板、SNSの過度なネガティブキャンペーンは気にせずいかに充実させるかが大事だと思う。

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