無意味に機材について
季節感が全くわからない昨今。気温は秋っぽいけど日没時間は冬みたい。11月なのに昼間ギリ半袖でもいけそう。ロードバイクに乗る時も何を着れば良いのかさっぱりわからない。まぁ何にせよサイクリングには快適なシーズンには間違いない訳で。
今のバイクが購入後、1年半程経過してまぁまぁに仕上がってきたので機材についてまとめてみとこうかなと。
LOOK785 HUEZ 2020年のリムブレーキモデル。色がLOOKらしからぬ色してるけどカッコ良い。
自分が買ったのが2023年の4月くらい。丁度リムブレーキからディスクブレーキへの移行時期。なぜ型落ちのリムブレーキのバイクを買ったんだ?と思いますよね。
購入当時はフジのアルミエントリーバイクに乗っていまして、定番のアップグレードでホイールをフルクラムのRacing3に交換して1年も経ってなくてですね、ディスクブレーキにしたらホイール使えんから勿体無い、それにブレーキが違うだけで値段が20万近く変わるのおかしくない?って素人考えでカーボンフレームのリムブレーキのバイクを探していた所に出会った訳です。
ショップに吊るしてる状態ではホイールはチューブラーのカーボンホイールがついて42万とかだったかな?でもRacing3使うからってホイール無しで36万で買ったと思う。多分現金で支払った1番高い買い物。
購入後、最初に変えたパーツがサドル。完成車に付いていたのがセラサンマルコの安いやつで乗ってると太腿の付け根が圧迫されて感覚なくなってくるのでこれまた定番でサドル交換。
セライタリアのnovesだったかな?エンデュランスモデルのナローなやつ。そのサドルは先端まで穴が空いているタイプでサドルの山になってる所が股に刺さる。前下がりにしたらマシだけど乗りにくい。
ネットで検索したらスペシャのサドルが良いとの事でスペシャライズド高松行ってみた。 とりあえず坐骨幅を測ってみたらやたら狭かった。数値忘れたけど11センチとかだった。
それで130ミリのパワーサドルを付けたテストバイクに乗ってみると驚いた。めちゃくちゃ足が回しやすい。ちょっと感動して即購入。確か26,000円。適度に硬くて本当に良い。
写真はないけど身体に柔軟性皆無でフレンチバイクのサイズ感だとどうしてもハンドルが遠くてブラケットが持てないのでステムを80ミリに変更。肩幅も測ったら39センチと微妙な所だったのでシマノプロのアルミ380ミリのハンドルに交換。その後、右足がチョウケイ靭帯炎発症して一度ステムもハンドルも純正に戻す。
ここから怪我とポジション沼の始まり。
ここからは日々乗ってはポジションをいじってみる日々。その時にYouTubeでみたフィッティング動画でハンドルは遠くて低い方が良い。プロがそうしてるのはその方が楽だら。みたいな動画を見て真似してみる。するとまぁまぁ良い気ががしてそのポジションで乗り込んでいく。これが大きな間違い。
結果としては左の膝蓋腱炎。マジで歩くのがギリみたいな状態になってしまって。
乗れる様になるまで安静3ヶ月。最近ようやく痛みも全くなくなった。運動不足でロードバイクを始めた中年はストレッチをしよう。スポーツで膝が痛いって人はほぼ全員股関節が硬い。膝痛の原因は股関節か足首の柔軟性不足ってスポーツ整形の先生に言われたね。
そこで色々と調べてどうやらクランク長を短くすると膝の曲げる角度が柔らぐので膝に優しいらしいって事でクランクを105の165ミリに変更。
時を同じくしてポガチャルが165ミリを使ってると話題になってる時でクランクセットじゃなくてクランクアームのみの販売が始まったタイミングで16,000円くらいで購入。
この時からポジションも手探りで出してた感じに戻していってた。サドルを限界まで前に出して前乗りする様にしてたんで同じ様に前乗りに。ショートクランクと前乗りは相性良くて膝も痛くなくなり非常に乗りやすくなった。
そしてハンドル。やっぱりカーボンハンドルにしてみたくて最初TNIのエルゴスウィープって奴にしようかと思って問い合わせしてもらったら廃盤。
でも他のブランド高いなー、と色々探してP&Pコンポーネントに出会う。ホダカがやってるパーツブランドね。
流石にハンドル変な中華は怖い。折れたら死ぬ。形も今っぽい下ハンがフレアしてる。そして400ミリ買ったつもりが380だった。センター、センターとか知らんよ。乗りやすいんでいいけどね。
でもカーボンハンドルの恩恵って特には感じなかった。ちょっと軽量化成功くらい。ついでにステムもTNIの軽量ステム70ミリに変更。やっぱりフレンチサイズのせいかハンドルが遠くて。
ハンドル25,000円ステム7,000円。
あとバーテープはデダの。ちょっと厚めやけどドットが洒落ている。
そしてホイール。ガンウェルのカーボンホイールリムハイト38ミリ。フロントはハブがTNI、スポークはDTの丸スポーク。リアはハブがミケ、スポークはDTのコンペティション。どうしてもリムハイトが高めのカーボンホイールが欲しかった。なぜならカッコ良いから。ショップに聞いてみたらガンウェルのカーボンホイールがそこそこ安いとの事。
メーカーに問い合わせてもらうとエトルトが古い企画の在庫品がかなりお得に買える、との事で購入。リアしかなかったんでフロントは同じリムでショップで組んでもらう事に。
この辺りは膝がハグってたので全然乗ってなかった。
膝が治りようやく乗れる!とちょくちょくリハビリ程度に乗っていたけど全然スピードが出ない。
やっぱり弱ってるなー、と思ってだけどなんかおかしい。そう思っていた夜練。いきなりフロントホイールから異音。カラカラ。調べるとニップルが外れてスポークが取れた。そこで初めてホイールを疑った。
するとリアホイールの反ドライブ側のスポークテンションが緩い。指で摘むと結構たわむ。
後日ショップに持って行くとフロント組む時のスポークテンションは完組のリアに合わせんで緩かったかも、との事でスポークテンションを張ってもらう。
結構良くなった気がするけどなんか登りがやけにキツく感じる。てか進まん。
一度味噌がついたものはとことん疑う。そこからさらにホイールについて調べに調べる。のむラボのブログも片っ端から読み漁る。
そこでこれか?ってのに突き当たる。このホイールリアの反ドライブ側、スポークをラジアル組みにしてるぞ?しかもスポークが1.8ミリの細い丸スポーク。え?コレじゃない?
ラジアル組みだとスポーク長を短くできるので重さが少し軽くなる。でも剛性はタンジェント組みより劣る。この辺はのむラボのブログ見た方がいい。
確かこのホイール前後セットでギリ1500くらいだった様な?1600だと聞こえが悪いから軽量化する為にこの仕様なんか?
そしてショップにタンジェント組みに組み直してもらう。
コレも結果的にめちゃくちゃ進む様になった。特に登りの進み方が全然違う。
合計で15万くらいになったけど。
まぁ初心者に毛が生えたくらいの奴の戯言なんで実際機材の良し悪しかはわからないけど。何にしても勉強にはなった。
ペダルはファベロアシオマの片足計測のペダル型パワーメーター。競馬でバカ勝ちしたので購入。今パワーメーターならマージーンのスパイダー型 じゃないの?と思われてるだろう。でもクランク変えたばかりで勿体ないもの。
以前は105のシマノペダル使っててアップグレードにも丁度良かったので購入。6万8000円。
パワーメーター初体験でしたけど、そこまでシビアにトレーニングとかしないんであったらなんか楽しい。サボってるとすぐわかる。ライド後に見て頑張った感を堪能する、って低脳な使い方しかしてないので無くてもいいかな?
まぁあぶく銭なんでヨシ。
サイコンはマージーン c606。前はブライトンの安いGPSサイコン使ってたけど一年ほどでお亡くなりになったので購入30,000円。
他社のミドルグレードくらいの性能なんかな。
タッチパネルで使いやすいけどちょっとGPSの精度が怪しいような?斜度も小数点まで出るけど明らかにおかしい時があるし結構ラグがある。
アベレージのスピードもガーミンウォッチより0.5キロほど速くなる。
速く方がイキれてるからいいんやけどな。
タイヤはフロントがコンチネンタルGP5000。リアがIRCタイヤのアスピーテプロ。
こだわりで前後違うタイヤにしてるんじゃなくてフロントが全然減らないから。フロントって減らんくないですか?皆んなどうしてるんやろ。
チェーンは伸びてきたんで先週デュラエースに変えた。めちゃくちゃ調子いい。ふたコマ分チェーン長めにしたらフロントの変速がスムーズになった。
合計したら66万くらい。ちょっとヒク。ここまでのめり込んで散財するとは。ロードバイク怖い。
でもこうやってまとめてみると自分で調べてアップグレードを楽しんでるなー、とは思う。
そしてそれに付き合ってくれるショップには感謝している。
そしてこの間に余ったロードパーツプラス10万くらいでピストも組んでいる。それにヘルメット、アイウェア、ウェア類、シューズ。
やっぱり100万近く使ってないか?いや怖いんだが?
こんだけ金かけても正直走るスピードは劇的には変わらない。やっぱりエンジンの性能よね。コレ言うと身も蓋も無いから言いたくないけど。
パーツ交換やアップグレードもロードバイクの楽しみやと思う。男子たるもの嫌いな訳がない。
まぁまぁ仕上がった。
いや、でもケーブル類スッキリさせたいな。
ん?Di2?
いや、ダメだぞ。
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