やさしい絵に出逢って
「病んだ心の膿を出す、思いっきりネガティブなブログにしてやる!」
そんなつもりで始めたこのnote。
3記事めで、早くも方向転換するつもりになっている。
「病んでいるなら、健やかさを取り戻すためのブログに」
今ではそう考えている。
hohoさんというクリエイターの作品に出逢った。
「みんなのフォトギャラリー」をうつろにスクロールしていた私の目が、ほんわりと暖かいひとコマにひきつけられた。本当に、目が自然に反応した感じで、意識せずに「この絵、好き!」と、ピンときた。
「こんな絵を探そう」と頭で考えたり意図したりして見つけ出したのではなかった。
さっそく記事の見出し画像に使わせていただいた。
https://note.com/lively_stilt274/n/n84cc33cec052
hohoさんの絵は、やさしい。繊細。そして、すこやか。
今までも、私は音楽や絵や文章を味わうことが好きだったが、もしかしたら、「創作作品が好きな自分」を好きになろうとしてきたのではなかったか。作品を味わうのではなく、自分を見ていたのかもしれない。
けれど、hohoさんの世界にふれる機会を得て、絵や言葉そのものから癒しとやさしさを受けとることができた。
描かれた絵そのもののちから。
自分の心の奥底に沈む、ドス黒い感情を引っ張り出して言語化する。…そんなことを通じて精神の健康を取り戻そうと試みていた。それはそれで、傷の手当のひとつの方法ではあるだろう。
が、一方、あたたかいものに直接ふれることで、すこやかさそのものを味わうことも、癒しにつながるようだ。
絵のちから、言葉のちから、創作作品のちからにふれて、病んだ私の魂にちいさな灯がともった気がした。
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