近頃見かける商用EV
今朝、買い物に出た折、近所でヤマト運輸の電気小型トラックeCanterを見かけました。ヤマト運輸がラストワンマイル向けの配送トラックに電気小型トラックを導入するという記事は1年ほど前に見た覚えがありますが、ようやく、近所でも見かけることが増えてきました。
少し前から日本郵便でも集配用車両としてミニキャブEVを導入しており、これも近所でよく見かけます。
佐川急便はEVベンチャー企業ASFと軽商用EVバンを開発しており、すでに走っているはずですが、こちらはまだ見かけたことがありません。
日本におけるEVの導入は極めて低迷しています。電気自動車は便利で快適な乗り物なのですが、その利便性は認知されておらず、それよりも欠点の方が強調されていて、多くの人は購入を躊躇しているように思えます。
私は、いずれ日本でもEVの良さが知られるようになり、普及していくだろうと楽観していますが、そのためのステップとして、商用EVの普及が鍵になるかもしれません。EVの配送用トラックを使ってみれば、ドライバーはその利便性に気がつくでしょうし、そこから口コミで評判が伝わるのではないか、と期待しています。
EVを厳しく批判する人をネットでも見かけますが、おそらく、自分で運転したことがないのでは、と思われます。私はテスラモデル3を所有していますが、その運転操作の快適さは、実際に体験してみないとわからないだろうと思います。言葉で説明しても伝わらないでしょうから、EVが普及するためには、多くの人に運転を体験してもらう必要があります。その観点から、商用EVが普及すると、多くのプロのドライバーがEVを体験することとなり、実体験の情報が広まることで、普及に弾みがつくと考えています。
最近、EVの普及が減速していると、盛んに言われていますが、日本以外の国の情報を見ていると、必ずしもそうではないことがわかります。EVの情報に関して最も信頼しているのは以下のYoutubeです。
このチャンネルは4年ほど前に開局しました。私はその頃からよく見ていますが、非常によく調べられており、事実やデータに基づいた報道が実施されていると感じています。(日本語で報道される)EVに関しては、このチャンネルほど詳しい情報は存在しないだろうと思うほどです。個人が運営しているので、多分にバイアスはかかっていると思いますが、それこそがYoutubeの面白さです。なんの個性も感じられないような報道は面白みがありませんから。
EVは静かだし、排気ガスを出さないので、環境に良いことは言うまでもありません。自宅の周囲を走る車、トラックやバイクが全て電気自動車(および電気バイク)だったらどれだけ静かで空気が綺麗になるだろう、と考えると、日本においても、一刻も早く電気自動車等が普及することを願わずにはおれません。