先を読む力のメリットデメリット
何でも先に気がついてしまうので、気がつけば人の何倍も働いている人がいる。
仕事では評価されることが多いが、
気がつかない人や、気がつかないフリをしている人達の仕事までやることになり、人生の時間を奪われる。
計画性があり、スケジュール管理ができ、ミスは少なく、問題解決能力も高いのでたくさんの仕事が集まってきてしまう。
手を抜きなよと言われても、手は抜けない。
もちろん気づかないフリはできない。
それはずるいことであり、やってはいけないことなのだ。
そういう人はどうしたら生きやすくなるのだろうか。
上司と話し合うのか。
役割が明確化されている環境に変更する(転職する)べきか。
気がつかない人(気がつかないフリをしてる人)に気づかせるべきか。
人はみな理想的な人物像を志すものだと思っていると、気づかないフリをする人やずるい人の存在が理解できなくなる。
この世には、人をいじめる人、支配したがる人、詐欺をする人、暴力をふるう人が存在するのだから、気づかないフリをする人がいるのは当然だし、比較すればかわいいものである。
脳の分泌物の違いなど色々原因はあるが、皆それぞれ脳の作りが違い、育った環境が違う。
多種多様な人間の中で、自分の生きやすい方法を常に探していく必要がある。
あきらめるのも一つの方法。
人は変えられないから、自分が見方を変えるか、行動を変えるしかない。
社会は人格者を増やすことで、理想的な組織として、治安を守り、国民をまとめていく必要がある。
子供の頃から見ているアニメや漫画、ドラマなどの主人公を人格者にすることも、社会をまとめるために重要なことなのだろう。
そういうものを素直に受け取り、スクスクと育ってくれた人達のおかげで、国の治安が守られているのかもしれない。
自分のことしか考えない人達の中でも、腐らずに、自分なりの生きやすさを見つけて、そのままでいてほしい。