BE 神戸っ子
阪神・淡路大震災の日1.17。2024年のこの日、神戸市垂水区舞子に住む長男に女の子が生まれました。長男は、大阪に転勤後、舞子の女性と結婚、一昨年、舞子に自宅を購入し、奥さんの実家近くに住んでいます。舞子は明石海峡大橋、舞子公園の街。松林の素晴らしい景観で知られています。阪神・淡路大震災では垂水区は大きな被害はなかったそうですが、神戸市民の記憶に刻みこまれており、舞子公園には「BE KOBE」のモニュメントがあります。「BE KOBE」には神戸の魅力は海、山でもなく人である、いわば神戸の人格をあらわしている。当時、わたしは雑誌の現地取材現場調整で現地入り、センバツ高校野球まで断続的に神戸にいて、大都会港神戸の惨状を目のあたりにし、日常が一変することの怖さを痛感した記憶が蘇ります。仰木監督率いるイチローがいたオリックスが優勝。「がんばろう神戸」が街中にあふれる中、日本シリーズの取材段取りで、オリックス球団広報と折衝したことも思い出されます。学生時代には神戸ポートピア博に行った際、生田神社に泊めてもらったこともありました。あれから40年以上経って、長男が神戸に住んで女の子をさずかり、神戸っ子として産声をあげました。初孫の誕生日は忘れることはないだろう。