怪物 ダーレダ

カンヌ国際映画祭脚本賞「怪物」だーれだ、を地元こうのすシネマで観ました。約2時間は短く感じた。序盤、小学校を舞台に先生、子ども、いじめと学校の対応と既視感のある重苦しい展開だったが、惹かれ合う子ども、親子、地域生活など、実は実は回想シーンが序盤の疑問を解き明かすようで、映像や印象的なセリフで煙に巻かれている感覚になる。地方都市にかかわらず、地域、社会の日常生活に潜む「怪物」。その正体は、自分自身の写し鏡なのかもしれない。ちなみに「こうのすシネマ」は全国唯一の市民映画シネコン。

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