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創作意欲と義務感に苛まれて

書かなくてはいけない
別に、誰に言われたワケでもないのに、自分の中の誰かが急かしてくる

書きたいものなんて、今のボクには無いんですよ
実際、今まで書いてきたものも尻切れトンボで終わってますし

突発的に自分の中にドワっとアイデアが湧き出て
これはイケる!!
って思って書き始める
でも、書き始めるとともにその抜群と思えたアイデアが段々と色褪せてくる

最高だったそれは色褪せ、綻び
ピカピカに輝いて黄金だったアイデアが、くすんで鈍色になって
そのまま放置
その繰り返し

嫌になります

ついには筆を置くも、折るまではいかずに
長い間、書かなければって謎の義務感だけが肥大している
苛んでくる

別にいいんですよ、趣味なんだから
誰に憚ることなく「辞めます!」って
誰でもない自分に言えば
それでOK
言った瞬間からボクは自由だ

でも言わない、言えない

誰であろう、自分自身が九割九分無いであろう才能を否定しきれないでいる
残った一分、実際はそれ以下なんだろうけど
そこに縋りつく自分がいる

思いの丈を綴るつもりで書いたこの文章
書いてるうちに吹っ切れるんじゃないかと思っていた文章
でも
ほら、まだボクは書くことができるんじゃないか!
って喜びを感じたりしている

だから、まだもう少し頑張ります



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