コーヒーの実からできるお茶!?
コーヒーの実からできるお茶。「カスカラティー」を知っていますか。
コーヒー豆はコーヒーの木からとれた実の種の部分のことを指します。
残りの果実部分と皮の多くは捨てられてしまうんです。それにより、現地では水質汚染などの環境問題が引き起こされています。
しかし、その果実部分と皮(カスカラ)を利用したのが、カスカラティーです!
世界でも注目されるスーパーフード
「栄養・美容効果の高いスーパーフルーツ」と注目されています。
主な理由としては…
①アサイーの15倍の抗酸化作用
→血流改善、アンチエイジング
②豊富なポリフェノール
カスカラの他の利用法
①カスカラシロップ
炭酸と割りカスカラソーダにしたり、牛乳と割りカスカラミルクにできます。シナモンとまぜてカスカラチャイにも。
②カスカラコーラ
スパイスを合わせたクラフトコーラ
③カスカラアイス
④カスカラジャム
⑤カスカラチョコレート
なぜカスカラは捨てられるのか
カスカラには栄養効果があり、経済効果もあると考えられるのにかかわらず、なぜ捨てられてしまうことがほとんどなのでしょうか?
一つの理由としては、カスカラを作るには乾燥させるためのスペースが必要であり、カスカラを作るためには、コーヒー豆を乾燥させるためのスペースが減少してしまう。そのため、乾燥スペースに余裕のある農家かコーヒー栽培の最終シーズンにしかあまり作られていないという現状があるそうです。
最後に
最近では、スターバックスでもこのカスカラを利用した紅茶が販売されています。まだまだ、ポピュラーではないですが、本来捨てられてしまうものに焦点を当てて、利用価値を見つける「アップサイクル」の近年の流れに乗って、このカスカラも流行ってほしいと願っています!