Audio Hardware Renovation REC=ジャンクオーディオ 修理録= DVDレコーダー&リモコン 【シャープDV-HR50】 2022/12/23 #1
【対処内容】
□:クリーニングのみ
【概要】
そもそもこちらを購入したきっかけがあります。
とあるテレビの情報番組で務め先に関連する話題が取り上げられ、取引先の社長から「(その情報番組を)社員にも見せたいからDVD化してほしい」と依頼がありました。
ただ単身赴任先の自宅はHDD録画機能しか準備しておらず、そのHDDに録画していたのですがDVDレコーダーはない状況(お金もあまりかけたくないし・・)。
超えなければならないハードルが幾つかあったということです。
(今回その「幾つかのハードルの超え方」も参考まで記録して行きます)
それで解決策を考えていたところハードオフで今回のシャープ製DVDレコーダーを見つけ「これでなんとかなるのでは」と購入しました。
中身は(キャプション記載の)注意書き通り、ハードディスクが抜き取られていました。(写真)
ご注意いただきたいのはこういったハードディスク内蔵型DVDレコーダーの多くはハードディスクに起動系含むソフトが記録されています。
この場合ハードディスクが抜き取られていると電源入れても起動しません。
(ジャンク品店に行くと「ハードディスクありません。起動しません」の注意書きのある品物が結構あります。ご注意ください。)
ですが今回の機種はハードディスクにはソフトがないタイプで、購入時注意書きにも「起動します」とあったので購入した次第です(あと550円でしたので)。
実際起動し再生できました。
中身はそれほど埃もなく綺麗な状態、目視で基盤の不具合等も確認できなかったので刷毛で祓う程度のクリーニングのみ、トレイ開閉はできたのですが、多少「もさっと感」があったのでスライド部分にグリスアップし馴染ませて様子見としました。(開閉は問題なく動作しています)
そして対象番組のレコーディングです。
まず番組が自分もよく見るTV東京系の番組でしたので有料ですが「テレ東Biz(月額550円 税込)」に会員登録しました。
(このサイトは以前から入会を考えていたのでこの機会に踏み切りました)
そのレコーディングにはPCとDVDを繋ぐ必要があります(手持ちのTVには出力端子がない為)。
ただしPC側出力はHDMI端子ですが、DVD側はRCAケーブル入力です。
それでAmazonで対応できるケーブルを検索し購入しました。
これでPCにて番組を再生しDVDに録画した次第です。
もしかしたらデータを丸ごとDVDに保存するようなやり方もあるのかもしれませんが、自分にはそのスキルがないので原始的な方法で対処です。
それと次に発覚した問題は「DVDの汎用化(ファイナライズ)」です。
これをしないと他の機種でDVD再生ができません。
またこのファイナライズにはリモコンが必要でした(リモコン付属なしで購入)。
今回の機種専用リモコンがジャンクコーナー等から見つかれば比較的コストもかけずに対処できるのですが、ジャンク品の中からそれを探し出すのはほぼ不可能と思っていました。
(ネットで専用リモコンも見つけましたが3500円位と本体より高額)
それで研究したところ、シャープ製DVDレコーダーのリモコンはどれも(多分ほとんどが)同じ波長の赤外線を使用しているようです。
これから「専用でなくてもシャープ製DVDレコーダー用リモコンが見つかれば対処できるはず」と想定しハードオフ巡りをしたところ、2店舗目で見つけました。
結果は想定通り問題なく機能させることができファイナライズも終了です。
結局3000円近くかかってしまいましたが、番組のDVD化といった要望は今後もあると思われるので"それ用"に大事に使って行きます。
(因みに「HDMI-RCAケーブル」が1800円程で一番高額)
あとオマケでリモコンは購入時に結構"黄ばん"でいました。↓
(且つリモコンと操作基盤間のボタンシートも積年の汚れが溜まっていた状況でしたので中性洗剤で洗浄しました)
この"黄ばみ"の取り方はネット検索ですぐ確認ができたので試しにやってみたら本当に黄ばみが消えてきました。(ただし時間はかかります)
方法はリモコンのプラスティック部分のみ、酸素系漂白剤に浸し且つ直射日光に長時間(6時間以上必要かと思います)さらしておくことです。
漂白剤は原液を使用しますが多少薄めてもいいようです。
(配分は検証していないので割合は不明です)
また直射日光でなくても紫外線でいいようなので自宅に紫外線照射機があればそれでもいいかもしれません。(酸素系漂白剤×紫外線照射が必要)
参考:酸素系漂白剤:ワイドハイターEX使用
直射日光の当て方ですが、(自分の場合)2ℓのミネラルウォーター用透明ペットボトルの側面を切り抜き、リモコンプラスティック部分を入れ、透明の灰皿を上から押さえで乗せ、液体全体に浸るようにしてやりました。
(時間によって移動も必要だったのでペットボトルの蓋は付けておくのがいいです)↓写真参照
なお黄ばみ以外のボタン表示等の色は落ちませんでしたのでご安心ください。
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